「感動!日本の『第1号』物語777」日本はじめて収集委員会著
■「心が折れる」のルーツは女子プロレスにあった!
冬季五輪は今回のソチで22回目を数えたが、アジアで初めて開催されたのはどこの国かご存じだろうか。答えは、日本。1972年の札幌が、アジア初の冬季五輪である。ちなみに、アジアで2回目は98年の長野で、アジアでは日本が唯一の開催国だ。
日本はじめて収集委員会著「感動!日本の『第1号』物語777」(宝島社 1000円)は、思わず“へ~、そうなんだ!”と感嘆するような、日本の初めて集。スポーツ、テレビ、言葉や発明など8つのジャンル別に、計777の“第1号”を取り上げている。
間もなく終了を迎える昼の長寿番組「笑っていいとも!」がスタートしたのが、1982年10月4日。第1回のテレフォンショッキングのコーナーゲストは、桜田淳子だった。現在とは違い、当時は翌日のゲストブッキングが“ガチ”だったため、断られることもしばしばあった。桜田淳子も、友だちの牧村三枝子を紹介したが、何と翌日に営業が入っていたために断られたそうだ。
気持ちが落ち込んだり、くじけた際の精神状態は、「心が折れる」という言葉で表現される。この言い方のルーツは、女子プロレスにあった。