「健康に生きる覚悟」森村誠一著
■現役時代はリハーサル。その後が本番
80代の今も多くの連載を抱える現役作家が、その健康の極意と実践を明かす。
人生は、一度限りの貴重なトライアルであり、人生の前編の現役時代はリハーサルととらえ、「後編こそ本番!」として生きることが肝心と説く。年をとると、健康のために生きているような「健康マニア」に陥りやすいとも指摘。限られた時間を生きるがゆえに「時間の予算」を立てるのが大切だと語る著者は、どんなに多忙でも月に3日は余裕をもち、いわば「病気になれる日」をつくっているという。体の劣化速度をなるべく抑えるためにと、試行錯誤の末にたどり着いたサプリメントの摂取など、さまざまな取り組みを公開。
(KADOKAWA 1000円)