北朝鮮に乗り込むガールズユニット「アジアンキュー」の素性
北朝鮮拉致被害者のひとりである横田めぐみさん(当時13歳)の両親、横田滋さんと早紀江さんがめぐみさんの娘・キム・ウンギョンさん(26)との面会を明かしてから2日。日本で改めて北朝鮮に対する関心が集まっている。
そんな中、「北朝鮮でライブをする」というガールズユニットがいる。「AsianQ☆VEGA(アジアンキュー・スターベガ)」という3人組で、アジア進出に向けてそれぞれ語学を勉強中。中国語担当のリーダーの早瀬仁美(25)は「アジアデビューで一番大変なのは、語学の壁。聞き取れはしても、現地の人とマンツーマンで話すというのができない」と話した。竹井玲那(17)は韓国語、中尾愛子(23)は英語と旅行をきっかけにペラペラになったというフィリピンのタガログ語を担当している。
年齢層がバラバラの3人だが、いずれ劣らぬ苦労人。25歳の早瀬は高校卒業後、スーパーのレジ打ちをしながら生活費を稼ぎ、ダンススクールに通っていた。和歌山出身の中尾は、小学校2年生からアイドルに憧れ、上京資金を貯めるためにレンタルショップでバイトをしながら専門学校に通ったという。