マルチの才も芸能界随一 ユースケ・サンタマリアの“処世術”
ユースケ・サンタマリア(43)が、4月からNHKの音楽番組「MUSIC JAPAN」の新MCに起用されることが分かった。
NHKのレギュラーは実に17年ぶり。通称MJは旬のJ―POPを取り上げ、演歌主体の「歌謡コンサート」と並ぶ同局の2大音楽番組。大晦日の紅白歌合戦の常連で、MJの司会を09年から務めるPerfumeの相方となれば申し分ない“返り咲き”だ。24日の発表会では「Perfume愛、NHK愛が通じた」と大喜びだったのもうなずける。
それにしても、テレビでよく見かける。民放で3本のレギュラーを抱える以外にも、番組終了のカウントダウンが始まった「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のテレフォンショッキングのゲストに呼ばれ、テレビ朝日の開局特別ドラマ「宮本武蔵」では主役を務めたキムタクの幼なじみ役で出演。5月には2本の映画公開が控えている。今から20年前、ロックバンドのボーカル兼司会業をウリにこの世界に足を踏み入れるもパッとしなかったユースケだが、一躍、有名になれたのはシリーズ化したドラマ「踊る大捜査線」。その後はフジテレビの番組に出演する「フジッコ」として、歌、進行、演技をこなすマルチタレントの地位を確立したのだから大したもんである。