良質作品が目白押し ミニシアターで楽しむ“大人の夏休み”

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 今年は夏の映画興行が熱い。「GODZILLA ゴジラ」「思い出のマーニー」「るろうに剣心 京都大火編」「STAND BY ME ドラえもん」「ホットロード」など大ヒット作が目白押し。だが、好調なのは、これら名の知れた全国規模の作品ばかりではない。

 単館系といわれ、目に触れる機会の少ない作品を上映する都内のミニシアターでも、好調さが続いている。

 いずれの劇場も共通点がある。クオリティーの高い作品が多く、目の肥えた大人の観客を動員しているのだ。

 特に好調なのがシネスイッチ銀座。2スクリーンを擁し、現在はどちらもインド映画を上映中。「マダム・イン・ニューヨーク」と「めぐり逢わせの弁当」で、この2作品ともヒット。
「マダム――」はすでに公開8週目になるが、依然客足は衰えない。ニューヨークを舞台にした英語ができないインド女性の物話が、多くの共感を得ているためだ。

「めぐり逢わせ――」は間違って弁当が届けられた男女の出会いの話。こちらも一風変わった男女の恋愛劇が共感を呼んでいる。2作品とも、幅広い年齢の女性客が多いのが特徴だ。

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