山田優、辻希美…生き残り賭けたママタレたちの“炎上戦略”

公開日: 更新日:

 最近、「ママタレ」たちのブログの話題が目立つ。山田優のピンクヘアや辻希美の味噌汁の作り方などを巡り賛否両論が巻き起こっている。ネット時代ならではの現象だが、タレントにとって論争になることは想定内だったと思う。

 タレントのブログは話題にならないと意味がない。日常の平凡な生活の様子を発信しても、ファン以外はそう関心を持たない。母親になったばかりの山田がピンク色に髪を染めたことで、「凄い」「変よ」と口コミで広がり、好奇心から新たにブログを見る人が増える。ブロガーの狙いとするところでもある。

 それには話題になるようなネタを提供するのが一番手っ取り早い。大きな話題には必ず「批判」というリスクが伴う。それが今回、騒動に発展した背景だ。

 芸能界は「シーソー」に例えられる。公園にあるシーソーは左右の重さが一致すると平衡が取れる。芸能人に例えれば、右がファン、左がアンチファン。どんな芸能人でも右側をファンで埋めることは不可能であり、逆にアンチファンで左側が埋まることもない。これを右に左に傾いたりしながら、バランスを取っていく。味方半分・敵半分の理想のバランスを取ることで芸能人として安定感が出るとの見方である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず