このままでは月9最低確実…“福山離れ”はなぜ起こった?

公開日: 更新日:

 これがあの“モテ男”福山雅治に対するコメントだろうかと耳を疑いたくなる批判が並んだ。フジ月9「ラヴソング」初回放送後の反応である。

「年齢的に無理がある。父と娘にしか見えない」「二重アゴだし腹も出ていてビックリ。福山の劣化すごい!」

 おまけにヒロインの藤原さくらに対しても「福山と同じ事務所の新人。バーター出演としか思えない」という批判が集中し、結局、初回視聴率も10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、月9史上最低を記録した前クール「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の初回11.6%さえも下回ってしまった。

 第2話以降も視聴率は上がらず、10%割れを続けている。

フジテレビとしては大誤算でしょう。全話平均視聴率21.9%を叩き出した『ガリレオ』のスタッフ陣まで再結集させて、これでもかと番宣を仕掛けて数字を取りにいったわけですから。看板ドラマ枠である月9の存続にもかかわってくるかも」(テレビ関係者)

 主演の福山にしても、このまま視聴率が伸びなければ“もはや福山では数字は取れない”とも言われかねない大ピンチだ。実際、吹石一恵との結婚を機に“福山離れ”が起きているのは事実。ビデオリサーチ社が2月に実施したテレビタレントイメージ調査で、福山はランクを3つ下げて6位に転落している。年末に行われた男性限定ライブも「15分でチケット完売」と発表されたが、実際はチケットがダブついていたのはファンの間では有名。福山の“神通力”は確かに弱まっているのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗