初公判で懲役2年6月求刑 清原被告の“潜伏生活と支援組織”

公開日: 更新日:

 逮捕から106日。覚醒剤取締法違反で起訴された清原和博被告(48)の初公判が17日午後、東京地裁で開かれ、検察側は懲役2年6月を求刑した。

 紺色のスーツ、白いワイシャツの姿で入廷した清原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めると、本人質問では「大変申し訳ありません」「プロ野球を目指す子供たちにも申し訳ない」と涙ながらに謝罪。

 親友である佐々木主浩・元ベイスターズ投手(48)が出廷し、弁護側の情状証人として「最高のバッター。2回目はないと信じている」などと訴えると、下を向いてハンカチで涙をぬぐい続けた。

 弁護側は情状酌量を求め、公判は即日結審。判決は31日に言い渡される。

■この2カ月間、何をしていたのか

 法廷で「寿命が来るまで闘い続ける」と、覚醒剤との決別を誓った清原被告。3月17日に保釈された後は、そのまま千葉県松戸市の病院に直行。4日後、密かに退院すると、その後は人前から姿を消していた。気になるのは、この2カ月間、どこでなにをしていたのか。再犯の可能性はないのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗