またもや仰天発言 明石家さんま“暴走”続きは引退の前兆か

公開日: 更新日:

 またまた暴露発言だ。つい先日、SMAPの解散に絡んで「俺は木村派」と発言して物議を醸した明石家さんま(61)が、今度は吉本興業と松竹芸能の間に「かつては厚い壁」があったことを告白した。

 発言が飛び出したのは26日放送の「痛快!明石家電視台」(毎日放送)。この日のゲストの一人で、松竹芸能所属のTKO・木下隆行が「(吉本興業に所属するさんまとのツーショットは)あり得ない画というか……」とドギマギしながら切り出すと、さんまが「昔は吉本興業と松竹芸能の間には分厚い壁があった」ことや「かつては同じ番組に共演するのも難しかった」ことなどをあけすけに語りだしたのである。

「木村派発言」といい「松竹との壁発言」といい、最近のさんまは業界の“タブー”ともいえる話題に果敢に切り込んでいる。いまさら「暴露キャラ」へのイメチェンでもないだろう。それとも、かねて繰り返し言っている「60歳引退説」に向けて本気で舵を切り始めたのか。

 芸能評論家の肥留間正明氏はこう言う。

「さんまさんの引退発言を詳しく見てみると、単なるジョークではなく“後進のために身を引こう”とワリと本気で考えているようですよね。その延長線上で、“今、後進のために自分ができるのは何なのか”“昔ながらの妙なしきたりは取り除いておこう”ということなのかも知れません。それで業界からブーイングを受けたら、それこそ本気で引退しようということではないか」

 タモリ、たけしと並んで「ビッグ3」と称されるさんま。やはり自身の引き際を考えての発言と受け取るのが自然な気がする。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗