池上彰が共演NG? 有働由美子“ジャーナリスト宣言”の波紋

公開日: 更新日:

 10月から「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のメインキャスターをつとめる、元NHKアナウンサー・有働由美子(49)の「ジャーナリスト宣言」が波紋を呼んでいる。NHKの先輩でもある池上彰(67)との共演が断られたと発売中の「女性自身」が報じている。

 日本テレビは10月からの本格稼働に向け、有働と池上の夏の報道特番を企画、視聴率をガッポリ稼げると思いきや、池上サイドがこれを拒否し、番組は流れてしまったというのである。

 原因は有働のNHK退社時の「今後、有働由美子というジャーナリストとして……精進してまいります」という一言。これに池上は「ジャーナリストとしてはそんなに簡単にジャーナリストなんて自称してほしくない」と難色を示していたというのだが……。芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。

「池上氏はニュースの題材の背景、人間分析など多角的に情報を集めてわかりやすく説明するというスタイルを確立しました。ジャーナリストは事件を掘り下げ、ニュースを作るのが仕事。自身の信念で調査、主張を通すので、何でも扱うテレビ番組のキャスターとは本質的に異なります。時間的にも、平日レギュラー番組を担当した上で現場に取材に行くことは難しいですし、専門分野も絞らず、あんな宣言をした“浅はかさ”が池上さんをがっかりさせたのでしょう。とはいえ、有働さんほどの“テレビの申し子”はいませんから、今後は新番組の司会・キャスターを極めるべきです」

 まずはキャスターとして地歩を固めてからでも遅くはない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず