乃木坂46齋藤飛鳥アジアへの思い「違う文化を吸収したい」

公開日: 更新日:

 令和がスタートした今、アジアは新フェーズを迎えている。シンガポールや台湾などでライブ公演を行い、中国のウェイボーでは「国内で最も人気のあるアイドルグループ」として表彰された。まさにアジア圏で飛ぶ鳥を落とす勢いの「乃木坂46」メンバー、齋藤飛鳥さん(20)が自身のルーツと、アジアへの思いを語った。

 ◇  ◇  ◇

 無口で物静かな彼女にオーディションを受けるように勧めたのは、ミャンマー人の母親。明るくて面白いことが好きで、活躍を喜んでいるという。

「自分がハーフだからか、日本とは違う文化に接してそれを吸収したいという思いが強いんです。だから、海外に行くことがすごく好き。日本国内だけでなく、グループとしてアジア展開できるのもうれしいですし、新しい発見を楽しみながら取り組んでいます」

 グループの人気は海を越え、アジア各地に広がっている。その熱量は空港に到着した直後から感じるといい、「遠くから見てもすぐに分かるように、手作りの団扇を振りながら“応援してるよ”って笑顔で出迎えてくれたりするんです。公演をやると決まってからも現地に行くまでは、“乃木坂はあまり知られていないかも。喜ばれないかも”などと心配になってしまいがちなのですが、そういう不安を一瞬で吹き飛ばしてくれるパワーをもらっています。昨年9月に中国・西安の繁華街でロケをした際も助けられました。あっという間に人だかりができてしまったんですが、ファンの人たちが率先して警備をしたり、車を誘導してくれたりしたんですね。私たちの想像を越えるようなさまざまな応援に触れ、改めて思うのは、たとえ言葉が通じなくても、パワーをくれる皆さんのために喜んでもらえることをたくさんできたらなってことなんです」。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗