長谷川町子 尋ね人欄に新聞広告が出された遺骨盗難騒動

公開日: 更新日:

 5日朝、毬子さんの元に速達が届き、中には「JR渋谷駅山手線ホームコインロッカーに安置してあります」とワープロで書かれた便箋とコインロッカーの鍵が入っていた。知らせを受けた捜査1課と玉川署員が駆け付け、黒いビニール袋に包まれた骨壷を発見。遺骨は2週間ぶりに遺族の元に戻った。

 実はこの事件直前の2月16日には元最上恒産会長の早坂太吉さんの亡妻の遺骨が盗まれ、300万円が要求されるという別の遺骨盗難事件も起きていた。この時も新聞広告掲載が指示され、早坂さんは結局、300万円を振り込んでいた。警察はこの事件も合わせて捜査を続けたが、結局、犯人は捕まらなかった。

◇1993年3月 3日、江夏豊が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕。6日、金丸信が脱税容疑で逮捕。18日、新幹線「のぞみ」が山陽新幹線に乗り入れ。25日、長野自動車道全線開通。日本初のイージス艦こんごうが就役。27日、江沢民が中国の国家主席に就任。31日、福岡ドームが完成。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず