奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

PCR検査拡充の方策はある 手遅れになったら政治の責任だ

公開日: 更新日:
PCR検査方法は随分進化している(処理を終えた検体を「リアルタイムPCR検査装置」にかける臨床検査技師=札幌市の北海道大病院)/(C)共同通信社

 日本のPCR検査数が少ないのは、SARSやMERSを教訓とせず、「選択と集中」というやり方で公衆衛生を無駄だとして切り捨ててきたからだと述べた。

 そのために、本来なら感染症の研究と疾病予防ができるCDC(疾病対策センター)のような司令塔をつくるべきだったのに、日本は無視…

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