日ハム中田翔 来季年俸はチームトップの「2億円」に

公開日: 更新日:

 日米野球5試合すべてで日本代表チームの4番に座った日本ハム中田翔。日本代表の顔になった25歳が、このオフ、チーム内でも以前にも増して確固たる地位を築くことになった。

「同僚の陽(27)と並んで、来季年俸はチームトップの2億円になると聞いています」とは日ハムOBだ。

 今季の中田は144試合すべてに出場して2割6分9厘、27本塁打、100打点。プロ7年目にして初のタイトル(打点王)を獲得した。4番としてチームを牽引した実績を評価され、現状の1億5000万円から5000万円増とか。陽は2000万円増の2億円になる見込みだ。

「このオフ、FA残留した宮西との兼ね合いもあったようです」と前出のOBがこう続ける。

「宮西は入団から7年連続50試合以上登板で、左腕のリリーフエース。代わりを務められる投手はいないし、球団は当初から何が何でも残したい意向だった。年俸も1億4000万円からの大幅アップ、一時は2億円のラインまで検討されたといいます。けれども、中田と陽の2億円はチームの顔としての意味合いもあるだけに、いくらなんでも2人を超える年俸にするわけにはいかない。結局、宮西は1億8000万円の2年契約で落ち着いたと聞いています」

 中田は名実ともに「チームの中心」になったわけだから、今季以上の成績が求められるのは当然だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗