元関脇・若翔洋 加古川で墓石会社の広告塔になっていた

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■あちこちで飲食業を経験

 若翔洋さんは生まれも育ちも東京・中野。加古川とはどんな縁があったのか?

「2年前の12月19日に関西の後援者に出資してもらい、市内に『力士料理 若翔洋』を開いたんだ。オレ、引退後、目黒で無国籍料理店をやったり、外食チェーンの店舗・広報マネジャーを担当してたりして、ずっと飲食関係に携わってきただろ。経験豊富なんだ。加古川の店もチャンコ料理を中心に、創作イタリアンから焼き鳥まで幅広いメニューでけっこう評判だった。ところが、賃貸契約と移転問題で6月30日限りで泣く泣く閉店せざるを得なくなってね。さあ、これからどうしようかと迷ってる時、山石の山本俊之社長に誘っていただき、今の仕事に就いたんだ。やってみると、天職だと思うくらい、オレにピッタリの仕事だったわ」

 山石ピクチャーズは町おこしイベント、飲食店のプロデュースやアイドルの発掘・育成、テレビ・ラジオ番組制作などを行っており、若翔洋さん、つまりは広告塔だ。確かに巨体はどこでも注目の的。宣伝効果はバツグンだ。

「そのあたりのパフォーマンスはオレも十分に心得てるよ。『食い尽くし』と称して市内の飲食店をアポなしで訪れて食べまくり、それをフェイスブックやブログにアップし、番組にもフィードバックしてる。先週はお好み焼き屋に行き、お好み焼き5人前、チャーハン、焼きうどん、もんじゃ焼き、そば飯をそれぞれ1人前完食。それでも足りず、ファミレスでハンバーグ定食とスイーツを食べたよ。代金はすべて山本社長が払うとなれば、遠慮してちゃ失礼じゃないか、ハハハ。ダイエット? オレの辞書にそんな言葉はないな」

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