欧州CL 敵地でドローのV候補バイエルンに死角見えたか
欧州チャンピオンズリーグ(CL)が日本時間18日に再開され、決勝トーナメント1回戦で優勝候補バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が敵地ウクライナに乗り込み、シャフタール・ドネツクと対戦した。
序盤から攻め込んだのは、週末のリーグ戦でハンブルガーSVを8-0で蹴散らし、絶好調キープのバイエルンだった。
開始早々、FWロッベンが右サイドから絶妙浮き球パス。これをMFシュバインシュタイガーがジャンピングボレーシュート! 惜しくもゴール左に外れたが、その後も試合を優位に進めた。
しかし、シャフタールのタイトな守備にイライラさせられ、ラフプレーに走って6回の警告を受け、ついに後半20分にはMFシャビ・アロンソが退場処分となった。
「1人少ない10人になっても、バイエルンの攻撃力をもってすれば、十分にゴールを狙えるのですが、シャフタールのブラジル代表FWアドリアーノを中心にしたカウンター攻撃は侮れず、安全策をとって『スコアレスドローでOK』という戦い方でした。第2レグをシャビ・アロンソ抜きで戦うのは痛いが、同ポジションのシュバインシュタイガーのコンディションも上々だし、大きな問題ではありません。第2レグは地元の圧倒的な大声援を受け、キックオフ5分以内に得点して勝負を決してみせる! といった勢いで攻め入っていくでしょう」(スカパー解説者の鈴木良平氏)