シャルケ大健闘もCL敗退 内田篤人は途中出場で存在感示す
日本代表DF内田篤人の欧州CLが終わった。所属するシャルケが、アウェーでのレアル・マドリード戦(日本時間11日早朝キックオフ)を4―3で試合には勝利したが、2試合合計4―5のスコアでベスト8入りを逃した。
試合自体は、シャルケが番狂わせを起こしたと言っていい。しかし際立ったのは、レアルの大黒柱FWクリスティアーノ・ロナウドの勝負強さだった。
シャルケが前半20分に先制した5分後に同点ヘッドを決め、前半40分にシャルケが2点目を挙げたと思ったら、やはり6分後に同点弾。突き放そうとするたびに出はなをくじく男。やはり希代のストライカーである。
内田はスタメンから外れ、シャルケの右サイドの守備は、レアルの強力3トップ対策としてドイツ代表の身長187センチDFヘベデスに託された。
後半36分、右MFバルネッタに代わって内田が登場。何度も右サイドを駆け上がり、アディショナルタイムには左サイドからのクロスを頭で合わせようとゴール前に飛び込むなど存在感を示した。