日ハム有原が上出来初実戦マウンド 大谷と“2本柱”早期実現

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 2試合続けて乱調だった大谷翔平(20)が21日の最終登板(対巨人)で3回零封。開幕投手にメドが立った日本ハムに連日の朗報か。

 22日のヤクルト戦に2番手で登板、2回をピシャリと抑えた斎藤佑樹(26)の好投ではもちろんない。ファームの西武戦で初実戦のマウンドを踏んだドラフト1位ルーキーの有原航平(22)が、1回を10球で3者凡退に抑えたのだ。

 初球に147キロをマーク。最速は150キロを計測した。昨夏に右肘を痛め、キャンプは二軍スタート。ここまでスロー調整を余儀なくされていたものの、上々の滑り出しだ。

「リハビリが思うようにいかなければ最悪、手術の可能性まであったといいます。それがこの時期に実戦までこぎつけたわけですから、首脳陣は大谷に続いてうれしい悲鳴でしょう」と、さるOBがこう続ける。

「もともとエンジンが大きく、素材はダルに匹敵するというのが首脳陣の見立てと聞きました。潜在能力からいったら上沢や浦野の比じゃないそうです。このまま順調にいくようなら、5~6月にはウエ(一軍)で使えるかもしれません」

 日本ハムは今年、本気で優勝を狙っているという。大谷も含めた2本柱ができれば、チームにとって確かにデカいが。

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