前任者と対照的 DeNAラミ監督コミュニケーション変幻自在

公開日: 更新日:

 キャンプ初日に新旧監督が合体した。

 1日、DeNAの中畑清前監督(62)がキャンプ地に訪れ、古巣を激励。ラミレス監督(41)と2人で肩を並べて「ラミちゃんぺ!」のパフォーマンスを見せた。

 数々のパフォーマンスでファンを魅了してきた中畑前監督は、ラミレス監督について、「たまにはパフォーマンスを見せてやらないと。自分のキャラを生かすこともプロとして大事」とアドバイスを送ったが、ラミレス監督は報道陣から「これからもパフォーマンスを?」と問われ、「これからはチームをマネジメントすることに専念したい。選手にパフォーマンスしてもらえたら」とやんわり拒否した。

 前任者との違いは、選手とのコミュニケーションの取り方にも表れている。この日は、あいにくの雨だったが、投手は一部の選手を除いてブルペン入り。すでに開幕投手に指名されている山口俊は、いきなり151球の熱投を見せた。

 ラミレス監督は「どの投手も80%くらいでやってくれていると思う。この時期に準備万端というのではなく、キャンプではリラックスしながら練習してほしい」と、はやる選手の手綱を緩めたが、内心はニンマリだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず