周囲も太鼓判 ロッテ平沢が“立浪2世”のポテンシャル披露

公開日: 更新日:

 ひょっとしたら、ひょっとする。

 ロッテドラフト1位内野手・平沢大河(18=仙台育英)が、キャンプ初日から大きな可能性を感じさせた。

 フリー打撃では、最初こそタイミングが合わなかったが、次第に鋭い打球を連発。「最後はしっかり振れた」と話した。

 チームの高卒新人として唯一、一軍キャンプのメンバー入り。開幕スタメンも、とスポーツ紙はあおっている。過去、開幕戦に先発出場した高卒新人内野手は、長いプロ野球の歴史でもたったの7人しかいない。平沢がその座を勝ち取れば、88年の中日・立浪(PL学園)以来、実に28年ぶりのことになる。それだけ難しいのだが、元横浜高校野球部長でこれまでに何十人もの教え子をプロに送っている小倉清一郎氏はこう言っている。

「176センチ、71キロと大柄ではないが、夏の甲子園で3本塁打を放ったように遠くへ飛ばせる。ヘッドスピードが速く、バットコントロールがうまい。肩、足、フットワークを使った守備も一級品。遊撃で10年はレギュラーを張れる。右投げ左打ちでPL学園時代の立浪を思い出す逸材」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”