高木や福田獲得検討の球団安堵 もう巨人選手に手は出せない

公開日: 更新日:

 巨人高木京介(26)が新たに野球賭博に関与していたことが明らかになったことで大きな影響が出そうなのが、他球団のチーム編成だ。

「巨人の選手は怖くて取れないよ」と苦笑いするのは、ある球団の編成担当。

「パの某球団がトレードで内野手の獲得調査を進めていた。そこで目をつけたのが巨人の中堅選手だった。巨人側は助っ人のマイコラスが右肩痛で米国に一時帰国したこともあり、パ球団は投手を交換要員として検討していたそうだが、今回の高木京の賭博発覚で渡辺最高顧問ら3首脳が辞任。久保球団社長が『(公式戦に)相手チームのこともある。ぜひ参加させてもらいたい』と頭を下げている。ファンの反応を考えても、トレードにとどまらず補強に動けるはずもない。白紙撤回ですよ」

 昨年10月に福田、笠原、松本竜の3選手が野球賭博で無期失格処分を受けたのに続く4人目の発覚。またぞろ5人目、6人目が出てきても不思議ではない。巨人の森田法務部長は、笠原が巨人への調査協力を拒み、NPBの調査委員会から野球賭博常習者と認定された飲食店経営者の「B」も協力に応じないことを明かした上で、「事実解明の調査が困難を極めている」とも言っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗