初先発初勝利 広島ドラ2“雑草”横山にまだまだ伸びしろ

公開日: 更新日:

「苦しい時もスタンドを見て力をもらっています。また応援してください!」

 ファン心をくすぐるヒーローインタビューに、名古屋の赤ヘル応援団が沸きに沸いた。

 広島のドラ2ルーキー、横山弘樹(24)が、プロ初登板、初勝利。中日打線を八回途中3失点に抑え、堂々のデビュー戦を飾った。

 昨秋、NTT東日本からドラフト2位で入団。即戦力右腕としてキャンプから緒方監督を期待させたが、決して野球エリートではない。むしろ、雌伏の時が長かった。

 あるスカウトが言う。

ソフトバンクの武田は宮崎日大高校の2学年後輩です。向こうは高卒でプロ入りし、今やエース格。一方、当時の横山はまったくの無名でした。芽が出始めたのは桐蔭横浜大に進学してからだが、それでもエースの小野(現富士重工)に次ぐ2番手扱いでしたね。ドラフトのリストには載るか載らないか、ギリギリの選手。仮に指名しても、最下位に近い順位だったのではないか」

 横山が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず