広島カープがまたも? セ首位は“交流戦最下位”のジンクス

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 嫌な予感がする。セ・パの首位対決となった3日のソフトバンク戦。広島先発は今季4勝を挙げている黒田。しかし、同点の三回、柳田、内川、松田に3連続で本塁打を浴びるなど、7回5失点でKOされた。交流戦前までは好調だった打線も3安打に終わり、1-6で完敗。前カードはロッテに1勝2敗と負け越しており、これで交流戦は1勝3敗となった。評論家の橋本清氏はこう言う。

「カードの頭に置くジョンソン、黒田で落としたのは痛い。広島は14年、首位で交流戦に突入し、9勝15敗と大きく負け越した。交流戦で最下位になり、これが響いて優勝を逃した苦い思い出があります。そのイメージを引きずっているのか、選手の動きが硬い。昨年も、セの首位だったDeNAが3勝14敗1分けのビリで終わり、最終的にはリーグ最下位に沈みました。セは今のところ、首位の広島から最下位のヤクルトまで5.5ゲーム差の大混戦で、抜けたチームがいないため、交流戦成績がセのペナント争いにモロに影響してしまいます」

 広島は14年、交流戦初戦のソフトバンク戦から4連敗を喫して出足につまずくと、6月3日の日本ハム戦から14日のロッテ戦まで9連敗。主砲のエルドレッドが9連敗中に30打数3安打と大ブレーキだったのが響いた。

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