阪神ドラフト戦略 今年も頼みは金本監督の“直感力”

公開日: 更新日:

 金本監督1年目は4位に終わった阪神。オフの戦力補強は、20日に行われるドラフトの結果を受けることになる。

 1位指名は、最速156キロ右腕の田中正義(創価大)ではなく、スリークオーター右腕の佐々木千隼(桜美林大)が濃厚。仮に複数指名で当たりくじを逃しても、外れ1位も投手を取る。

 2位は長打力のある内野手。左打ちでも右打ちでもいいが、甲子園名物の浜風の影響が少ない右打者が理想だ。「でも、どうなるかな。金本監督のドラフトは読めない」と、某OBがこう語る。

「昨年の1位も当初は高橋純平(県岐阜商-ソフトバンク)でいくはずだった。それを就任直後の金本監督は前日の会議で『明大の高山はホームランは打てるのか?』と担当スカウトに聞くと、『打てる』というので急きょ変更した。2位の坂本は捕手が少ない事情から取り、社会人投手の3位竹安は、前年に肘の手術をしていた。担当スカウトの(田中)秀太が、『来年は必ず上位指名で消えます』というので、1年目は戦力にならないことを承知で獲得した。5位青柳(投手)は、『フォームがおもしろいから』と指名。6位板山(外野手)も、ノーマークの球団もあったぐらいです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず