試合“同時中継”ではっきり 世界と日本のレベルは雲泥の差

公開日: 更新日:

 日本オープンに勝った翌週にマレーシアへ移動し、米ツアー2016-17年シーズン2戦目のCIMBクラシックに出場した松山英樹(24)。

 首位と5打差4位タイ発進の最終日は、上がり17番、18番の2連続を含む6バーディー、ノーボギーの66をマーク。通算20アンダーまで伸ばして、今季米ツアー初戦は単独2位だった。

「ショットは良くなかったが、それでもバーディーチャンスをつくれたことは評価できる。パッティングは悪くなかったけど入らなかった。(日本オープン優勝の疲れで体調が)悪いなかでもある程度ショットもパットも良くなっている。体調をしっかり管理して、来週もいい流れを持続させていきたい」(松山)

 試合は4打差2位発進のJ・トーマス(23)が8バーディー、ノーボギーの64と爆発して大会連覇。終盤の16番、17番でも連続バーディーを奪うなど最後まで攻撃の手を緩めずに通算23アンダーまで伸ばした。

 世界ゴルフランキングへの獲得ポイントは優勝トーマスが50ポイント、2位松山は30ポイントだった。日本オープン優勝で松山は32ポイントを獲得しており、BSオープン優勝の小平智(27)は18ポイント。松山の今大会単独2位の価値がよくわかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗