広島バティスタは冬季L出場 6カ月ドーピング処分意味ナシ

公開日: 更新日:

 他球団から「そんなのアリか!」という声が聞こえてきそうだ。

 現地時間12日(日本時間13日)に開幕した、ドミニカ共和国のウインターリーグ。これに出場しているのが、広島のバティスタ(27=写真)だ。

 首都サントドミンゴを本拠地とするレオネス・デル・エスコヒードに所属し、初日は代打で無安打。14日(同15日)は「4番・DH」で先発出場するも、3打数無安打、1四球だった。

 バティスタは8月17日にドーピング検査で陽性反応が出たことが発覚。9月3日から6カ月間、来年3月2日までの出場停止処分をNPBから食らった。処分期間中、広島が所有する国内の施設はもちろん、母国ドミニカのカープアカデミーで練習することも禁じられていた。

 そうしたもろもろの制裁も、今回のウインターリーグ参加で無意味なものになってしまった。ウインターリーグは10月から12月にかけて行われる。

 成績次第で1月のプレーオフまで試合に出場できるとあって、実戦感覚を養うには十分。練習施設にも困らない。つまり、処分明けの3月には万全の状態でチームに合流できるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮