W杯メキシコ代表は大会中「SEX禁止」…日本や欧州では?

公開日: 更新日:

やった方がいいのか やらない方がいいのか

「ワールドカップ期間中はサッカーに集中して、禁欲的に過ごしてほしい」

 W杯ブラジル大会に出場するメキシコのエレーラ監督が21日(日本時間22日)、メキシコ市で会見を行い、こう選手に自制を求めた。セックスを禁止するつもりはないとしながら、一方で「禁欲的に過ごしても死にはしない」とも言っているから、事実上の禁止令だ。

 監督、コーチについても「ビーチに行けば水着姿の女性とすれ違うが、見るだけなら指揮に影響しない」と話し、自らにも禁止令を課すつもりのようだ。

 W杯前にはしばしば議論になる問題だが、事情は国によってマチマチ。日本代表は公に禁止令は出していないものの、もちろんダメだ。サッカー関係者がこう言う。

「暗黙の了解というか、分かってるなということです。06年のW杯ドイツ大会のとき、某選手が大量にアダルトビデオを持っていったと報道された。真偽はともかく、要するに自分で“処理”しろということでしょう」

 イタリアやフランスのように特に禁止していない国もある。大会に夫人や恋人同伴OKの国もあるから、そうなるとセックスはダメといえない。ブラジルは「ノーマルなセックスはOKだが、アクロバチックな体位は禁止」(地元記者)だとか。ボスニア・ヘルツェゴビナは性交渉はノーでも、自分でやるのはいいそうだ。また試合開始の48時間前までなら許可という国もあるそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗