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黒崎弘正特集

治療しない方が健康に暮らせるケースも

罹患数予測トップ 前立腺がんは切らずに放射線治療で治す


前立腺がんの罹患数予測は男性のがんのトップだが、なぜ急増しているのか?JCHO東京新宿メディカルセンター放射線治療科の黒崎弘正部長が言う。 「食生活の欧米化などといわれますが、単純に日本人の寿命が延びたからです。前立腺がんの8割は65歳以上の高齢者。がんは細胞分裂の際の転化ミスが原因といわれ、高齢化が進むほど患者数は増えます。検査精度が上がったことも大きい。採血だけで済み、検査精度の高いPSA…

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死亡リスク3割減 急増「前立腺がん」の新たな治療法とは


体の内側から放射線を出して治療します」 こう言うのはJCHO東京新宿メディカルセンター放射線治療科(東京・新宿)の黒崎弘正部長だ。 ゾーフィゴにはα線を出す「ラジウム-223」と呼ばれる放射性物質が含まれている。この物質には、骨の成分であるカルシウムと同じように骨に集まりやすい性質がある。注射で体内に運ばれると、代謝が活発となり、がんの骨転移巣に多く運ばれる。そこからα線が放出され、骨に転移した…

抗がん剤と放射線 「上乗せ効果」が期待される併用治療


「東京新宿メディカルセンター」(元厚生年金病院=東京・新宿)の黒崎弘正放射線治療科部長が言う。 「がん治療にオプジーボを使用している患者さんに、併用して放射線療法を用いることについては、これからの研究課題のひとつだと思っています。たとえば、どのタイミングで放射線治療を行うかなどです」 黒崎部長は、60代の「小細胞肺がん」の男性患者が、他院でのオプジーボ投与を希望し、劇的な効果を得た経験をしている…

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痛みが消え車椅子ともオサラバできる 新たな免疫療法が登場


黒崎弘正放射線治療科部長から、「新たな免疫療法『オプジーボ』を使用する治療法もありますよ」と聞かされた。初めて耳にする薬だったが、Aさんは医療者としての直感で「効果があるかもしれない」と感じたという。すぐにインターネットなどで調べ、歯学部生である息子にも相談して治療を決断した。 「別の知人にオプジーボで治療している千葉県下のクリニックを紹介してもらいました。正直、期待せずにやるだけやってみようと…

がんが完全に消滅したカーター元米大統領

余命3カ月の元米大統領救った悪性脳腫瘍の最新治療法とは


東京新宿メディカルセンター放射線治療科の黒崎弘正部長が言う。 「転移性脳腫瘍の治療には放射線治療が特に有効で、以前から全脳照射が行われていましたが、3センチ以内の腫瘍なら定位放射線治療、いわゆるピンポイント照射が優先されるようになってきました。カーター氏の場合は、主要患部を定位放射線治療したのち、抗PD-1抗体による免疫療法を使ったのではないか」 ■気になる薬代は年間数百万円 カーター氏が使った…

1回の外来注射でOK、保健が効く

末期がん患者が元気になる「メタストロン治療」の実力とは


現在、都内で最多の治療実績を誇る、「JCHO東京新宿メディカルセンター」(東京・飯田橋)の黒崎弘正・放射線治療科部長に、そのメリットを聞いた。 「最大のメリットは外来で行える、効果が高い治療法である点です。放射性疼痛治療薬であるメタストロンを腕の静脈から注射すると、がんが骨転移しているところに放射性物質であるストロンチウム89が集まります。そこから、比較的弱い放射線であるベータ線が出ることで、痛…

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