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吾妻博勝特集

「ブラジルはいいところネ!」(リオのコパカバーナで)/(C)日刊ゲンダイ

風評騒動も…輸入生鶏肉の9割「ブラジル産」は安全なのか?


■原価は地鶏の10分の1以下 食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏がこう言う。 「04年の鳥インフル騒動から中国産の生の鶏肉輸入が停止になり、それに取って代わったのが、安価なブラジル産です。たとえば、焼き鳥の原価で比べると、日本の地鶏なら1本300~400円するのが、ブラジル産なら20~30円。野菜と同じ感覚で“促成栽培”するからそこまで安いんです。自然に育てたら成鶏まで4~5カ月かかる…

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キャベツだけじゃない ビール、エビチリも“使い回す”衝撃


残したビールに発泡酒を混ぜるところもありますよ」(食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏) 残ったキャベツ、レタスも洗って冷蔵庫に入れて使い回す。そうすればパリッとするから、“一石二鳥”。そんな店はたくさんある。 「お通しの切り干し大根や煮込み料理は、回収して汚れた部分を除いて、鍋や保存容器に戻します。残した汁も同様。すぐに傷むものではないですから。エビチリやマーボー豆腐なども使い回しやすい…

写真はイメージ

O157で集団食中毒 冷凍食品の細菌はなぜ死滅しないのか?


食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏が言う。 「0-157を含む細菌は、家庭用冷蔵庫の冷凍庫の温度では死滅しません。1カ月も置いておけば、カビが発生するリスクまで高まります。保存するならせいぜい1~2週間。そして、必ず高温処理を施してから食す必要があります。これは総菜半製品はもちろん、熱処理されているコロッケなどの加工品も同じです。熱処理の方法はメーカーの工場によってバラバラです。半生状態…

立ち食いそばはサラリーマンに人気

立ち食いそばで“ホンモノ”が食べられるようになる


それだと細いうどんにしか見えないので、着色料を混ぜて“そば風”に見せているのです」(食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏) ただ、それだけではそばの香りが出ないため、そばの実の殻に近い部分をわざと混ぜて、香りづけしているのだ。同じチェーン店でもそば粉を5割も使う「ゆで太郎」、4割の「富士そば」といった優等生もいるが、今後は他店でも少しはマシになりそうだ。…

行列客に対応するため調理が雑になることも…

肉フェスで157人食中毒 「屋外食イベント」こんなに危険


肉は表面に雑菌が付くため、本来なら包丁でそぎ落とすべきだが、意外とこれを怠っていることがあります」(食問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏) お台場の肉フェスでは、1つの出店ブースに100人以上が長蛇の列をつくる盛況ぶり。イライラしながら待つ客のプレッシャーに耐え切れず、仕事が雑になることは考えられる。 ■食中毒予防に“サイダー”をかける 厚労省によると、5月9日までに報告されたものだけでも、…

写真はイメージ

異物混入が気付かれにくい「練り物」の落とし穴


まんまと付け込まれるわけです」(食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏) ■健康食品に利用 廃棄されるはずのものが堂々とリサイクルされているケースもある。これが業者の罪悪感をマヒさせている恐れもある。 「肉や魚で加工しにくく余る部位は処分にお金がかかります。そこで、廃棄食品を使ったビジネスができました。鶏冠からはヒアルロン酸、サメの骨からはコンドロイチンが抽出でき、健康食品に加工されます。ま…

卵は2、3カ月前のものが弁当屋へ


食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏が言う。 「冷凍食品はめったに腐らないため、横流しされやすいのです。特にじゃこ、魚のすり身、おでんの具、麺類などは多い。いずれも氷点下50~60度で保管されたら10年は持ちますからね。冷凍うどんなどでは、大袋の中に1食分ごとに小分けされて、3、4袋入っている商品がありますが、小分けの袋には何も記入されてない。バラバラになるといつ製造したか、加工したか、…

店頭では業務用に「ココイチ」のポップをつけていた

バラバラにされ惣菜や弁当に化ければ分からない


食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏が言う。 「大手チェーンのスーパーは卸業者からワケあり商品を仕入れる際は、“ワケ”を知りたがります。でも、独立系スーパーの多くはリスク管理が甘い。『中身より卸値』と取材に答える店長もいました。内容をきちんと精査せず金額だけで取引することが珍しくないのです」 ■工場から焼却までを一体管理に 廃棄カツ事件を受け、ココイチは、廃棄食材が出た場合、業者側の施設…

中国から調達する企業が半数以上/(C)日刊ゲンダイ

中国鶏肉パニック 外食・コンビニ23社「産地」緊急調査


食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏はこう言う。 「中国産の生肉輸入停止は、実は中国企業の思うツボ。加熱処理すれば菌が死滅するので、誤解を恐れずに言えば、どんな肉でも商売になるのです。ブラジル産使用も目立ちますが、これは鳥インフル騒動以降の動き。輸入停止の中国産生鶏肉のシェアを食うようにブラジル産が増え始め、13年度の輸入量は約37万トンに上り、全体の92%を占めています」 外食、コンビ…

良質なコメは中国人富裕層の口に/(C)日刊ゲンダイ

日本人が食べているのは中国産コシヒカリ 偽装の“本丸”はコメだ


(ルポライター 吾妻博勝) ▽あづま・ひろかつ 福島県生まれ。放射能に汚染された山菜の出荷を告発して話題に。著書に「おいしい野菜の本当はこわい話」「コメほど汚い世界はない」「回転寿司『激安』のウラ」「初心者でもわかる人気食品の危険度」「新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街」など。…

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