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円谷英二特集

ウルトラマンのファミリーがズラリ

怪獣流用も シリーズ50周年「ウルトラマン」特撮トリビア


同プロの創設者・円谷英二らの試行錯誤によって、特撮の技法が培われていったという。 特撮に詳しいライターの岩佐陽一氏が言う。 「最も苦心したとされるのは水中や火を使ったシーン。たとえば、水を使うシーンでは、しぶきや波のサイズが、ミニチュアの建物や艦隊に比べて大きくなってしまって不自然になることがあります。そこで、小さな波を作るため扇風機で細かく水を揺らしたり、水の代わりに寒天を使ったりして工夫をこ…

当時の少年少女は高齢者に 伝説の「ウルトラQ」が50周年


東宝で大監督の座を占める円谷英二に対し、息子の円谷一はTBSの演出部に属し、単発のドラマづくりで天才脚本家・金城哲夫らを育てた。このころ東宝はゴジラシリーズ3作目「キングコング対ゴジラ」で大ヒットを飛ばしたが、ライバルはテレビ出身のクレージーキャッツ主演の「ニッポン無責任時代」で、映画斜陽の象徴的な構図だったという。 本書は戦後娯楽史の大きな流れを見渡しながら「ウルトラQ」を論じる。つまり単な…

「世界大戦争」

世界大戦争(1961年 松林宗監督)


特撮監督の円谷英二は技術の粋を尽くしてこの世の地獄を現出した。戦争はこんなに悲惨なのだという叫びが聞こえてくる。 61年は東西冷戦の中、ケネディが大統領に就任した年であり、キューバ危機の前年だ。日本ではデモ隊が国会議事堂に押し寄せた安保闘争の翌年にあたる。当時の日本人は核兵器が危険であると認識し、その不安感が本作に結びついた。 本作のあと米国で「博士の異常な愛情」(64年)と「未知への飛行」(同…

映画「ゴジラ」で読み解く日本的な物語の構図


特撮の神様・円谷英二を尊敬し、全身全霊で怪獣を演じ続けた著者の熱い思いも込められている。 (洋泉社 925円) 「ゴジラ徹底研究完全保存版」サトウムツオ編集 ゴジラファン必携の完全ガイド本。1954年の初作から今夏公開のハリウッド版まで、ゴジラ映画全作品を詳細にわたって解説し、日本人が愛してやまないゴジラの進化と歴史をたどることができる。また、歴代ゴジラスーツの変遷や怪獣図鑑、ゴジラと戦った武器…

「戦前日本SF映画創世記」高槻真樹著


精神病院の患者たちの精神世界を、特撮映像を駆使して表現したこの映画の製作に、実はゴジラの特撮監督を務めた円谷英二も撮影助手として携わっていたという。その後の小型映画と呼ばれる愛好家の作品から商業映画まで、歴史に埋もれた多くの作品を紹介しながら、ゴジラ誕生までの歴史をたどる。 (河出書房新社 2500円)…

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