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土光敏夫特集

“忠臣”(西室前日本郵政社長=左と東芝・室町社長)

ちらつく「ドン」の影 後任社長人事に透ける東芝の“病巣”


“タナボタ”で綱川さんが選ばれたともっぱらです」(前出の東芝関係者) もう50年前になるが、同じように新旧社長の確執があり、経営難に陥っていた東芝は、石川島播磨重工(現IHI)会長だった土光敏夫氏を社長に招聘した。それこそ「社外から招くという選択肢もあったはず」(経済ジャーナリストの松崎隆司氏)だ。 「室町社長は社内で『西室さんの言うことをよく聞く人』とからかわれるほどの“忠臣”です。後任の綱川…

本業に専念(室町社長)

東芝 歴代“財界人”トップ招いた業績悪化


歴代社長はそうそうたる顔ぶれで、財界総理と呼ばれる経団連会長には石坂泰三氏、土光敏夫氏の2人が就いた。経団連会長は現在の榊原定征氏(東レ相談役)で13代目だが、2人以上の会長を送り出したのは、新日鉄(現・新日鉄住金)、トヨタ自動車、そして東芝だけだ。 「東芝のトップは、財界人としての活動に重きを置き過ぎるので、経営そのものがないがしろになりがちです。経営に油断が生じ、業績悪化を招く。それを取り…

こんな時代もあった(左から西田元会長、田中前社長、佐々木前副会長)

東芝50年前の再現…経営陣の確執はDNAなのか


岩下社長の知らぬところで、土光敏夫新社長を画策し、密かに進行させていた。「会長-社長」の間柄は修復不可能なまで悪化した。 50年ほど前に東芝を揺るがせた経営トップの確執だが、昨年発覚した不正会計の根っこには西田厚聰元会長(72)と、佐々木則夫元社長(66)の対立があったとされる。 西田氏は、自らが次期社長に指名したにもかかわらず、佐々木氏の経営方針に不満を募らせた。 西田氏は、かつての石坂氏と同…

安倍首相と榊原経団連会長

ナチスばりの総動員体制を拒絶する意思


「少なくとも石坂泰三、土光敏夫といった経団連会長だったら、政府の要請を断り政府がやるべきことは何かを諭していただろう」と同コラム。同感だ。石川や土光の頃は「財界総理」と呼ばれて、首相と同格か、それ以上の国家運営に関わるご意見番として重きをなしていた。それに比べると、今の会長は「そういえばあの人、どこの会社の出身だっけ?」と言われてしまうような(東レだが)小者で、安倍のナチスばりの1億総動員体制…

日本郵政の西室社長

ベンチャー企業の息の根を止めた市場の番人の罪


土光敏夫が使っていた部屋に西室は居座っている。社員から“スーパートップ”と呼ばれる西室は12月19日に80歳となる。いったんは相談役を退いて特別顧問になる予定だ。日本郵政グループを去る西室は東芝に戻り、室町正志社長の後ろ盾として院政を敷くシナリオが語られている。これでは東芝の再生は一段と遠のくことになる。(敬称略、おわり)…

日本郵政の西室泰三社長

持病は「財界総理」になりたい病


東芝は第2代経団連会長石坂泰三、第4代会長土光敏夫を輩出したが、その後は新日本製鉄、東京電力、トヨタ自動車の経団連ご三家の時代が続いた。西室は東芝から3人目の経団連会長になるという野望を抱く。 会長に指名されるには、経団連の副会長か評議員会議長で、現役の社長か会長である必要がある。東芝の歴代社長は任期4年で交代しているが西室の後任として2000年に就任した岡村正だけが5年社長をやった。 2001…

反省ゼロ(9月の会見での室町東芝社長)

いまだ経団連ポスト保持 不正会計の東芝に「反省ゼロ」の声


経団連では土光敏夫氏が会長になったほか、西室泰三氏(日本郵政社長)や引責辞任した西田厚聡氏が副会長を務めた。経団連のリーダー的存在と自負しているから、少しでも関係を残しておきたいということなのだろう。ちなみに経団連の会費は事業規模や役職によって違うが、「会長企業で数千万円、役職に就いている大手企業なら千万円単位」(財界担当記者)という。 この件について東芝に聞くと、驚いたことに「現在、経団連の役…

写真はイメージ

いまや40代で“感染”も…早熟「老害社員」5つの典型行動


『それ、イイね』と認めた上で『こうすればもっといいと思う』と一言付け加えます」 あの土光敏夫は著書「信念の言葉」の中で、部下と話をする時の態度についてこう語っている。それは、肯定的態度と否定的態度に分かれる。前者には思いやりの気持ちがあり、後者には“自己防衛や自己顕示”といった気持ちが潜んでいる――と。老害社員には耳が痛い言葉ではないか。 「女性蔑視」や「昔の自慢話」は言わずもがな。ご同輩、注意…

東芝の社員なら証券取引等監視員会の公益通報窓口がよかった

“会社の不正”上司に相談はNG まっすぐ「監督官庁」に飛び込め


東芝の倒産を救った土光敏夫さんが社長の座を譲ったのは72年。それから40年以上が経ち、土光イズムを知る者はいなくなったようだ。東芝社員のように上司から法に抵触するような命令を受けたら、どう動くべきなのか。 東芝の不適切会計に限らず、リコール隠しや医療ミスなど、どんな企業にも“暗部”は存在する。サラリーマンであればそんなことは百も承知だが、上司の命令に逆らえず、違法に加担して人生を狂わせた人もいる…

強引に議事進行/(C)日刊ゲンダイ

“首切り”で大荒れ フジ株主総会で噴出「日枝辞めろ」コール


でも、会場からは<日枝辞めろ><報酬が高すぎる>といった怒号が飛び交っていましたよ」(出席した株主) 名経営者で知られた故・土光敏夫元経団連会長は「責任者が自分のポストを守ろうとしがみついている限り、後継者は育たない」との名言を残したが、日枝は何が何でもポストにしがみつき続ける気らしい。 これでまたフジの番組はますますつまらなくなる。…

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