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山本雅基特集

「きぼうのいえ」を取材に訪れた山本晋也氏と

「2020年東京五輪までに日本を福祉国家にしてみませんか?」


NPO法人「きぼうのいえ」代表で、ソフトバンク孫正義に事業概要書を郵送した山本雅基(52)は山谷を歩く足をパチンコ店の前で止めて言う。 「この『あたりや』さんと近隣の土地で134坪(約442平方メートル)あるんですが、事業構想にはここに在宅ケア対応型の難病ホスピスを建てるプランもあります。土地代が計約4億4000万円、上物が同額として、80床。また、近くのパーキングの70坪(約231平方メートル…

「きぼうのいえ」礼拝堂に並ぶ遺影や遺骨

「マザー・テレサの『死を待つ人の家』を東京につくりませんか?」


『人生は不可解なり』って華厳の滝に身を投げた藤村操さんという明治時代の学生さんのような」 東京・山谷のドヤ街を歩き、顔見知りのホームレスと挨拶を交わす山本雅基(52)。山谷を福祉タウンとして再生する事業計画書をソフトバンク孫正義に郵送した。経歴を聞くとそう答え、白い歯をのぞかせた。 「それでギリシャ哲学だのドイツ観念論だの勉強していたんですけど、一向にらちがあかないんですわ。正しいようなことを言…

「きぼうのいえ」の施設長の山本雅基氏

ホームレスの看取りに年間3650万円。きぼうはありますか?


東京・山谷は泪橋の交差点から程近いドヤ街の一角、元ホームレスら行き場のない高齢者のホスピス「きぼうのいえ」の1階奥の事務所で、施設長の山本雅基(52)がパソコンに向かってごにょごにょ言っている。山谷を福祉と共生の街に変える「ハートウェアタウン」構想を立ち上げた張本人。ソフトバンク代表の孫正義に手紙を郵送する一方、日々、施設の運営や介護に努めている。 「毎朝、入所者の皆さんのところを回って、格言や…

「いろは会商店街」の介護ステーションにて…

老後に3000万円も必要な社会 おかしくないですか?


そうした行き場も身寄りもない者たちを受け入れる、日本で唯一の在宅ホスピス型施設「きぼうのいえ」代表の山本雅基(52)。今年1月、ソフトバンク孫正義への手紙でこんなことを提案したという。 「国立がんセンターに東大付属病院、国立国際医療研究センターと、東京には超高度先端医療機関がたくさんあります。でも入院するには全国の基幹病院からの紹介状が必要ですし、あったとしても病院のベッド数は限られていて、入院…

世界的経済誌の長者番付にも名を連ねる孫正義氏

日本のスラム街を、福祉タウンにしませんか?


差出人の山本雅基(52)は、東京・山谷で日本で唯一のホームレスのホスピス施設「きぼうのいえ」を営むNPO法人理事長。 ここでは「社団法人ハートウェアタウン山谷ホールディングス理事長」として、山谷を「日本の共生、福祉の最先端」にしようと発案。この壮大な福祉事業構想への参加を孫に求めている。目的はもちろん、経済誌「フォーブス」の世界長者番付に名を連ねる資産家の金だが、やみくもに頼んだわけではないらし…

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