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室町正特集

“忠臣”(西室前日本郵政社長=左と東芝・室町社長)

ちらつく「ドン」の影 後任社長人事に透ける東芝の“病巣”


不正会計問題でガッタガタになった東芝は、室町正志社長(66)が6月下旬に退任し、後任に綱川智副社長(60)を昇格させる方針を固めた。が、疑問は残る。長らく「東芝のドン」として君臨していた西室泰三・前日本郵政社長(80)の“影”もちらついている。 綱川氏は79年に入社以来、医療機器事業の企画や営業を担当。キヤノンに6655億円で売却した医療機器子会社の社長も務めていた。 「白物家電事業を中国に売…

本業に専念(室町社長)

東芝 歴代“財界人”トップ招いた業績悪化


業績悪化は、“財界人事”にうつつをぬかしたツケでしょう」(市場関係者) ■室町社長は後ろ盾を失い… 現在、社長の座にある室町正志氏は経営立て直しに必死だ。財界活動など視野に入っていないだろう。だが事態は深刻で、今期(15年3月期)は7100億円という過去最悪の赤字に陥る見込みだ。 「心配はそれだけじゃありません。室町社長の後ろ盾だった西室氏が入院し、体調不良が続いている点です。西室氏は“東芝迷走…

こんな時代もあった(左から西田元会長、田中前社長、佐々木前副会長)

東芝50年前の再現…経営陣の確執はDNAなのか


経営の指揮を執る室町正志社長(65)は“東芝解体”に生き残りを探るしかなかった。過去の社長のなかで、おそらく最悪期を任された指揮官だ。 東芝の源流は1875年、東京・銀座に誕生した電信機工場(後の田中製造所→芝浦製作所)。創業者は田中久重氏で、からくり人形などの発明家としても知られた人物だ。1939年に東京電気と合併し、東京芝浦電気(84年に東芝へ社名変更)が発足した。 東芝が飛躍したのは4代…

セブン&アイHDの鈴木敏文会長

今や4月交代が主流 2016年注目「トップ人事」の行方


電機は東芝の室町正志社長(65)が、再建を軌道に乗せることができれば交代する可能性は高い」(前出の経済ジャーナリスト) 流通は、三越伊勢丹HDが話題だ。大西洋社長(60)が通算7年となり、交代観測が急浮上してきた。 セブン&アイHDの鈴木敏文会長(83)の去就も注目だ。「高齢だし、そろそろ次世代へのバトンタッチが必要」という声が小売業界から聞こえてくる。セブン&アイHDの村田紀敏社長(71)も在…

この先は…(東芝の室町社長)

改革案発表も…売る物がない「東芝」に未来はあるのか


今月7日、東芝の室町正志社長は白物家電の事業について他社への売却や統合を含めて検討していることを表明、シャープとの統合も取りざたされているが、「弱者連合に未来はない」と切り捨てられている。 実際、日本電機工業会が発表した「白物家電5品目の世界需要調査」(2007~13年)によると、この間の平均伸長率は、ルームエアコンが4.9%、電気冷蔵庫で1.8%、電気洗濯機で1.4%、電気掃除機で3.0%、…

日本郵政の西室社長

ベンチャー企業の息の根を止めた市場の番人の罪


日本郵政グループを去る西室は東芝に戻り、室町正志社長の後ろ盾として院政を敷くシナリオが語られている。これでは東芝の再生は一段と遠のくことになる。(敬称略、おわり)…

西田元東芝社長の報酬は5年で6億円超

元社長ら高額報酬なのに…東芝「たった3億円賠償訴訟」の裏


有力企業が土曜日に会見することが異例の上、室町正志社長は欠席。訴訟内容を突っ込まれた平田政善CFOは「決算以外の質問には答えられない」と繰り返し、アナリストから「常識外れだ」と呆れられる始末だった。 粉飾決算による利益減額は計2248億円に上る。上場契約違約金や調査費用などで、損害はすでに10億円あまり。金融庁からは過去最高規模の課徴金を科される公算大で、東芝は84億円の引当金を計上している。 …

日本郵政の歴代社長

東芝の闇将軍になった背景


問題発覚時に会長だった室町正志・現社長は「直接的な関与がない」とされた。 東芝の不正会計(粉飾決算)問題では、外部有識者による第三者委員会が7月、巨額の利益水増しで組織的な関与があったと認定。歴代3社長が引責辞任。会長の室町が社長を兼務した(その後、社長専任。会長は空席)。室町も引責辞任する意向だったが、西室泰三がそれを押しとどめた。日本郵政社長の西室は、定例会見で「本人(室町)が辞めると言って…

反省ゼロ(9月の会見での室町東芝社長)

いまだ経団連ポスト保持 不正会計の東芝に「反省ゼロ」の声


西田氏の子飼いの室町正志氏が会長続投のうえ社長に就任し、引責辞任した取締役を顧問として残す会社だけに、反省ゼロなのだろう。 「経団連は組織として入るものですから、『この人は不正に関与してないからいい』という考え方はありえない。東芝の意向なのか、経団連サイドが残ってくれと頼んだのかわかりませんが、常識的には不祥事があれば全員が役職を退くものです。結局、自分たちが悪いことをやったと思っていないのでし…

この頃から対立表面化(左から西田氏、田中氏、佐々木氏)

醜い内紛に東芝社員ウンザリ 西田相談役一派は辞めないのか


その後、相談役となった西田氏は“子飼い”の田中久雄氏を社長に、室町正志氏を会長に就かせるなど、醜い主導権争いを続けてきた。この「西田VS佐々木」抗争が、収益達成を強く迫る社内の風潮を生み、今回の会計問題を引き起こしたともっぱらなのだ。 「不適切な会計処理が行われていたのは、佐々木氏が担当してきたインフラ関連です。社長だった佐々木氏としては、業績が悪ければ、力関係で西田氏に負けてしまうという思い…

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