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又吉直樹特集

ベストセラー早読み

「夜を乗り越える」又吉直樹著

作家・又吉直樹は生まれるべくして生まれたのだと納得する。 勉強はできなかったが、国語だけは苦手意識がなかった。教科書に載っている詩や小説を勝手に先回りして読むのが好きだった。 中学1年のとき芥川龍之介の「トロッコ」を、2年のとき太宰治の「人間失格」を読んで、近代文学にはまった。自分の中にある不安や異常と思われることが、小説として言語化されている。しょうもないことも書…

2013年に自伝的エッセー「東京百景」を刊行

著作で読み解く芸人の“素顔と本音”

「火花」の2年前…又吉直樹がのぞかせた芥川賞作家の片鱗

【連載コラム 著作で読み解く芸人の“素顔と本音”】 お笑い界で初の芥川賞作家となった又吉直樹(35)。受賞作の「火花」(文芸春秋)が空前のベストセラーとなった今、彼の名前を知らない人はいないだろう。だが、実は彼はこの作品を書く前からすでにその文才を発揮していた。 「火花」の2年前の2013年に刊行された「東京百景」(ワニブックス)は、又吉が芸人を目指して上京してから…

「火花」が芥川賞受賞で今やウハウハ?

「道にカネ落ちてないか探して」 芥川賞・又吉直樹の貧乏時代

「これからテレビ局への移動は、タクシーではなく、ハイヤーの送迎になるでしょう」 そんな声も聞こえてくる、芥川賞受賞の又吉直樹(35)。これから境遇が一変する。しばらくは受賞の“ご祝儀出演”が続く。出演ギャラもハネ上がり、「ゴールデンで1時間150万~200万円の爆笑問題、くりぃむしちゅークラスになるのではないか」(業界関係者)という。 また、受賞作「火花」のドラマ化…

左から又吉直樹、阿部サダヲ、釈由美子

名字で見る有名人のルーツ

【又吉直樹】沖縄県浦添市にあった地名で87%が沖縄に集中

又吉直樹 「文学界」に掲載された初小説「火花」が単行本化され、初版が15万部というピースの又吉直樹。本が売れないこのご時世に、初版15万部というのは極めて異例で、もはやベストセラー作家だ。「又吉」という名字は全国の名字ランキング2000位前後で、いわゆる「普通の名字」の範疇。ただし、全国の「又吉」さんの87%は沖縄県に集中している。沖縄県の名字ランキングでは26位…

芥川賞受賞の又吉直樹

仕草で分かる本音と建前

「嘘をつく時のお決まりの動き」を見せた又吉直樹の複雑な内面

芥川賞を受賞したピースの又吉直樹さん。芸人よりも作家としての露出が増えていますが、本人はどう思っているのでしょうか。350人の報道陣に、2時間に及ぶ2度目の単独会見まで行った異例ずくめの受賞会見から、又吉さんの胸中を探ってみました。 ある番組が、ホテルのバーで受賞の連絡を待つ又吉さんを取材していました。受賞を知った彼は、一緒にいた出版関係者らに「ありがとう」と礼を言…

今週グサッときた名言珍言

「常識からハジかれている奴もおっていいし、無駄じゃない」(又吉直樹/TBS「王様のブランチ」3月14日)

小説「火花」で文壇デビューした又吉直樹(34)が、作品で伝えたいことを問われて答えた言葉を今週は取り上げたい。 又吉は「伝えたいんじゃなくて、思いたい」のだと言う。幼少期から「共感を得られるタイプじゃないんで、存在は認めてくれって。おったらあかん奴にするな」と。 「最終的に本になりたい」(テレビ朝日「アメトーーク!」12年9月20日)と言うほど子供の頃から本の虫だっ…

司会を務めたピースの二人

「又吉先生の講演会です」ピース綾部の“格差ネタ”に会場笑い

ピースが司会を務め、終始、綾部祐二と又吉直樹のこんなやりとりが続き、芥川賞を受賞した「火花」の映画化がどうなるかも話題だけに、コンビの掛け合いに注目が集まった。 同映画祭は映画部門、アート部門などで構成。今回は又吉がアート部門に参加。「又吉直樹×『文学』の世界」を10月上旬から映画祭終了まで誓願寺で開催する。受賞作「火花」の大きな装画、又吉が考案した「新・四字熟語」…

右から芥川賞・羽田圭介氏、又吉直樹氏、直木賞・東山彰良氏

2016年下半期 ネット炎上事件簿

仮想敵をつくらないと表現できないことなのかどうか

芥川賞受賞作である又吉直樹氏の「火花」や村田沙耶香氏の「コンビニ人間」が爆発的に売れている今だからこそ、積極的に仕掛けていきたいとの思いが「筆を滑らせてしまった」という事情も十分に忖度できる。とはいえ、広告への評価は、ネット上での批判に「ごもっとも」と首肯するほかない部分もあり、実際、炎上の初期段階から傾聴すべき批判も数多く見られた。 一言加えるとすれば、仮想敵を…

天は三物を与えた?

「逃げ恥」で大ブレーク 星野源“天は三物”に事務所の戦略

ドラマ界からポスト・濱田岳、音楽界からはポスト・福山雅治、出版界からポスト・又吉直樹……いまやあらゆる業界から引く手あまたの存在になっているのが、マルチな才能を武器にブレーク中の星野源(35)。 話題の連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)は、主演の新垣結衣ばかり騒がれるが、相手役の星野がいてこその人気。6日に放送された第9話の視聴率がスタート以来最高の1…

田所(左)と関町

キングオブコント第9代王者 「ライス」を育んだ温室13年

そんな「温室育ち」の2人だが、実は芥川賞を受賞した「ピース」又吉直樹(36)の“お墨付き”。決勝のネタ前に流れる紹介VTRでは又吉が「ライス」を絶賛する映像が流れ、優勝後、関町は「前日もLINEくれて。『頑張れよ』って」と又吉から連絡があったことも明かしていた。 今後の躍進が期待されるが、この“又吉センセイ印”も最近はバーゲンセール中なのが気がかりといえば気がかり…

新書あらかると

「芸人最強社会ニッポン」太田省一著

芥川賞を受賞したピースの又吉直樹ら、各分野に進出した芸人たちの活動を分析。彼らが他の分野で成功しても芸人であり続けるのは、本業以外の失敗によって社会的生命が絶たれるリスクを回避するとともに、芸を披露しなくなったことで、芸人としての評価が下がりようがない無敵状態をつくりだしていると指摘。芸人がこのような万能性を獲得した背景には、あらゆる局面においてコミュニケーション…

ドラマ「火花」に出演した門脇麦

「火花」出演 門脇麦が共感したヒロインの“複雑な乙女心”

昨年、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)の小説「火花」が処女作ながら芥川賞を受賞。251万部を超える大ベストセラーとなった「火花」はドラマ化され、6月3日から「NETFLIX」で190カ国同時配信を開始する。 主人公の売れない芸人・徳永(林遣都)は事務所の違う先輩芸人・神谷(波岡一喜)に惚れて弟子入り。神谷と同棲し、神谷を経済的にも精神的にも支える女性・真樹役…

「欲しいです」と受賞に期待

評価真っ二つだった 押切もえ“山本周五郎賞候補”の舞台裏

昨年7月、芸能人初の芥川賞作家となったピース又吉直樹(35)を巡る“火花フィーバー”は記憶に新しい。累計発行部数250万部という驚異の数字を叩き出し、新たな売れっ子作家の誕生に出版界は色めき立った。タレント作家というくくりでいえば、押切の“山周”も話題性でいえば申し分なく、二言目には本が売れないと嘆く業界全体が二匹目のドジョウを期待するのもうなずける話である。 も…

大崎洋社長(右端)と西川きよし 、木村祐一らも登場

映画祭に学校設立も 吉本興業“沖縄ぜんぶ”エンタメ計画

芥川賞作家となった「ピース」又吉直樹(35)や斎藤工(34)は特に人気で、丁寧なファンサービスに「優しい~!」と黄色い声援がやまらなかった。 そんな開幕イベントの「トリ」を飾ったのは吉本興業の大崎洋社長(62)。西川きよし(69)や沖縄出身の芸人・宮川たま子(35)らと登場すると、笑顔でレッドカーペットを練り歩いた。 大崎社長は20日に沖縄での「エンターテインメント…

ピース又吉に続く?

押切もえ 山本周五郎賞ノミネートで直木賞に“リーチ”か

昨年はピースの又吉直樹(35)のデビュー小説「火花」が、同じく三島由紀夫賞にノミネートされ、同賞は逃したがその後、芥川賞を受賞している。 選考会は5月16日に都内で行われ、その日に結果発表。又吉に続く押切フィーバーとなるか。…

イベントに登壇したピース又吉と桂文珍

2作目「降りてきた」ピース又吉が“火花御殿”購入を検討中

19日、「桂文珍的ココロ『神保町大阪文化祭!』」の開催に先立ち、「ピース」又吉直樹(35)と落語家の桂文珍(67)が対談イベントを開いた。 又吉が処女作「火花」で芥川賞を受賞したことについて、文珍は「(賞の主催者の)文芸春秋は何を考えているのでしょうか。売れれば何でもいいのか」「こんなんならオレでも書けた」と毒舌全開。 さらに対談が始まるなり「ナンボ売れたんですか?…

「作家とアシスタント」のキャラ設定もおなじみに

印税で“火花御殿”も?ピース又吉「大金入ってる」と即答

29日、「2016年度KEIRIN」新CM発表会にお笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)と綾部祐二(38)が登場した。 会場で2人と川栄李奈(21)の3人が出演するCM「LIVE! LIVE! LIVE! 世界へ広がる競輪」編が流されると、2人は「僕らも今初めて見たけど、カッコイイ仕上がり」とご満悦だった。 「ピース」2人の仕事は又吉が小説「火花」で芥川賞を受賞して…

石坂浩二

映画の巨匠・市川崑の時代

金田一のボサボサ頭は脱色して黒く染め、さらにパーマをあてて…

頭頂部の髪が立ってて、持ち上がるようにというのです」 ――今で言うと又吉直樹のような? 「あんなに奇麗じゃないですよ。それに膨らんでもいない。美容師に聞いたら、パーマをかけて膨らませると縮れてしまうから、あえて髪の毛を傷めてボリュームを出すことにしました。まず髪が真っ白になるくらい脱色し、黒く染める。次にパーマをあてて、さらにそれをとるという。全部で4回もの工程でギ…

杉田成道さん

社長の本棚

【日本映画放送】杉田成道社長

日本がなぜ、負けると分かっている太平洋戦争をはじめたか、長年の疑問が少し解けた気がしました」 小説では向田邦子、藤沢周平、司馬遼太郎らのほか、東山彰良に又吉直樹ら話題の名前も。 「東山さんの『流』は最近で一番面白かった」と言いつつ、「年をとったら新しい本はいらないという話を聞いて『カラマーゾフの兄弟』を読み返したんです。なるほど印象が変わって面白い」と、読書話は尽き…

バランスのいいコンビ

2016 新春「笑」芸人解体新書

ピース又吉&綾部は足りないモノを補い合う“理想の関係”

【連載コラム 2016新春「笑」芸人解体新書】 2015年、芥川賞受賞という芸人初の快挙によってお笑いの歴史にその名を刻んだピースの又吉直樹(35)。もともと読書好きとして知られ、文学に対する偏愛ぶりには定評があり、それに関連した仕事も多かったのだが、デビュー作で芥川賞を取ったのはさすがに衝撃的だった。 ただ、世の中はまだこの男の価値を測りかねている。何しろ得体が知…

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