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井上靖特集

和崎信哉会長 71歳

WOWOW和崎信哉会長 井上靖や司馬遼太郎らと現地を取材


「忘れられないのは、井上靖さん、司馬遼太郎さん、陳舜臣さんそれぞれと現地を旅したこと。一度現地に行くと2カ月間、先生とほぼ2人きりです。その間、いろんな話をお聞きしましたが、飽きることがなかった。本当に貴重な時間でした」 3人の大作家に共通するのは、勉強家であることだという。常に大学ノートを持ち歩き、何か気づいたことがあれば、すぐにメモを取る。そしてもうひとつ共通するのが、感受性が強いことだっ…

井原裕 独協医科大学越谷病院こころの診療科教授

「法学部に進んだのに作家を志望する息子にどう声をかけるべきか」


新聞記者として長く勤めた後、小説家に転じた井上靖は自らの乱作時代を振り返ってこう語っています。 「その時期を才能だけで切り抜けて、一生書いていくというのは難しい。才能が早く出て、社会に出ないままに作家になってしまう人はいるけれど、本当に苦しいだろうな。自分は少なくとも半生を社会で暮らし、書きたいものをもって出発している。それは幸運だったと思っている」(黒田佳子「父・井上靖の一期一会」から) ま…

「女城主」池波正太郎ほか著 細谷正充編


井上靖著「本多忠勝の女」) ほかに、来年の大河ドラマの主役・井伊直虎を主人公にした「虎目の女城主」(植松三十里著)など、女城主をテーマにした時代小説アンソロジー。(PHP研究所 620円+税)…

「小説集 真田幸村」末國善己編


幸村の曽祖父・海野棟綱と息子の小次郎(後の幸隆)を描く南原幹雄の「太陽を斬る」をはじめ、幸村に仕えた十勇士の一人、猿飛佐助を主人公にした山田風太郎の「刑部忍法陣」、そして幸昌・幸村生存説を題材にした井上靖の「真田影武者」や真田家をライフワークにした池波正太郎の「角兵衛狂乱図」まで大御所たちの作品8編を収録。 (作品社 1800円+税)…

温水洋一さん

歴史と文化の研究所・代表 渡邊大門さんに聞く「真田幸村は温水洋一さん似だったんですか!?」


幸村を描いた「真田軍記」(井上靖)、「真田太平記」(池波正太郎)など小説やドラマでは英雄視されているが、真の姿はどうなのか――。 「真田幸村と真田丸の真実」(光文社新書)の著者で㈱歴史と文化の研究所・渡邊大門代表は「幸村はイメージとのギャップが大きいという意味で珍しい武将です」と言う。“日本人の理想”が込められた人物なのだとか。 来年の大河では主演に堺雅人を抜擢。過去にはドラマ「家康が最も恐れた…

「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊


江戸川乱歩の復讐譚「白髪鬼」と、純文学の井上靖「敦煌」と一見、分野違いの2つの長編を同時に並べ、さらに、SF小説の草分け的存在の海野十三「軍用鮫」や夢野久作、小川未明といった人たちの作品も一緒に収録されるという大胆さ。要するに、“面白い”という観点に焦点を当て、日本のエンターテインメント小説の成り立ちがそこから立ち上ってくるような、画期的な作品構成になっているのだ。 第2巻は「忍者と剣客」がテー…

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