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渥美清特集

秋野太作さん

「付き人のようにそばに」 秋野太作が語る故・渥美清との17年


尊敬してやまないのが故・渥美清だ。初共演からの17年を振り返ってくれた。 渥美さんがお亡くなりになられたのが1996年の8月4日。早いもので、もう19年になるんですね。 初めて一緒にお仕事したのは私が俳優座に所属して間もない67年のことです。TBSの一話完結ドラマシリーズ「泣いてたまるか」の中の一話で、渥美さんが高校教師、私は詰め襟姿の学生役でした。 あの時はうれしかったですねえ。以前から渥美さ…

脚本家の山田太一氏

いまこそ、「泣いていいとも」という情愛が必要な社会


数年前、知人に渥美清の昔のドラマ「泣いてたまるか」のDVDをいただいた。1966年からの2年半、TBS系で放映された番組だ。主演の渥美が毎回役柄を変える1話完結スタイルだった。 監督や脚本も同様で、後の大物が幾人も育った。思えばぜいたくな作品だった。 両親が大好きだったので、小学生の私もよく見た。中身はあまり理解できなかったものの、あの主題歌が忘れられない。 ♪空が泣いたら 雨になる/山が泣くと…

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「泣いてたまるか」好評 BSで名作ドラマがブームのなぜ?


土曜日に放送中の渥美清主演の「泣いてたまるか」が好評で、3月21日からの10日間と、4月からの毎週月曜日に、評判が良かった作品をセレクトして再放送されることが決まった。 BS12はこのシリーズだけではない。少し前に終わった「女と味噌汁」や放送中の「ありがとう」も話題になっている。さらに、こうした反響を受け、他局でも名作ドラマの編成が続々と決まりつつあるという。 共通しているのは、以上の3シリーズ…

「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」大村崑著


佐々十郎、芦屋雁之助、小雁、森繁久弥、伴淳三郎、藤山寛美、由利徹、渥美清、トニー谷、江利チエミと高倉健、美空ひばり母娘……。みな、ひとクセあるつわものばかり。確執もあれば和解もあった。笑いも涙もあった。多くは故人となってしまったが、崑ちゃんの語り口が、その素顔を生き生きと蘇らせた。(文藝春秋 1400円+税)…

「永六輔の伝言」矢崎泰久著


国民的映画スター、渥美清との出会いは、2人がまだ芸能界に足を踏み入れる前の少年時代だった。戦後、小遣い稼ぎのために永ががれきの中から集めた鉄くずなどを買ってくれた元締が、5歳年上の渥美だったという。補導されたときの警官の一言がきっかけという渥美の芸能界入りのエピソードや、永の家に入り浸り、新婚旅行にもついてきたという渥美との若き日の思い出をはじめ、ともに中年ご三家を名乗って一世を風靡した野坂昭…

映画「男はつらいよ」の山田洋次監督(右)

手間や面倒もあるけれど それが「寅さん」の時代の情緒


映画「男はつらいよ」の寅さんこと、俳優の渥美清が68歳で亡くなって20年目の命日にあたる今月4日、1969年公開のシリーズ第1作のフィルム上映会が都内であった。著書に「寅さん、あなたが愛される理由」のある映画監督、山本晋也氏が言う。 「48作を何べんも繰り返し見て語り尽くしてきましたけれど、改めてもう一度見てみて、やっぱりいいなあって思いましたね。何がいいって、映写機の回る音、人間味のあるフィル…

浅草通になれる本特集


それでも寺山修司は街はずれの見世物小屋を舞台に「浅草放浪記」を発表、日常からはタブー視された大衆社会としての浅草を描き、ビートたけしは渥美清、萩本欽一らがテレビ界へと去った浅草演芸最後の残り火を「浅草キッド」で活写した。 もっとも著者らの主眼は、今日の浅草はかつて文芸作品に描かれた「大衆」の町ではなく、もはや単なる「消費者」の町になり果てたのでは、という問題提起でもある。「観光立国」のスローガン…

休日は夫婦で昼から飲むことも

尾美としのり 二日酔いで山田洋次監督を“2時間”待たせた


映画「男はつらいよ」の撮影中で、渥美清さんや山田洋次監督を待たせて、柴又まで電車で向かいながら「ああ、これで役者の仕事もらえなくなるかな」と落ち込みました。逃げ出したいくらい。でも、みなさんに「大丈夫?」と優しく迎えてもらえましたが。 30代は、プロレスラーの忘年会に呼んでもらい、飲みすぎて2軒目でつぶれたことがありました。僕、プロレスラーになりたかったほどプロレスが好きだったからジャンボ鶴田さ…

ハイテンション演技は徹子そのもの

満島ひかりが好演 「トットてれび」が伝える時代の熱気


森繁久弥(吉田鋼太郎)、渥美清(中村獅童)、沢村貞子(岸本加世子)らが“成りきり”で競い合う。22歳の黒柳さんが接した森繁は「近所のちょっとエッチなおじさん」という印象。接した女性全部に(黒柳さんにも)、「ね、一回どう?」とコナをかける様子が笑える。 黒柳さんの自分史は、そのままテレビの歴史と重なる。全7回で終わりじゃモッタイナイ。…

コメディエンヌぶりが抜群

若かりし日の黒柳徹子を好演 満島ひかりの光る芸達者ぶり


2話目の先週は渥美清(中村獅童)と共演したりと売れていくが、昭和33年の「紅白歌合戦」の司会では「曲目は、アレです……アレです……」とド忘れしたり。満島は役に“化けて”いて、なかなかのコメディエンヌぶり。素の自分に近い恋愛ものより技量が必要な役を達者にこなしている。 売れている女優はみんな、コメディーもできる幅広さを持っているのだから、バカのひとつ覚えの婚活ドラマばかりやらせず、いろんなことを…

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