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石田三成特集

イラスト・佐々木桜

日本史再見 英雄になれなかった男

奇襲のチャンスをつぶし関ヶ原で惨敗した石田三成の不運

これによって同年9月15日、関ヶ原で家康の東軍と五奉行の石田三成が組織した西軍が衝突し、東軍が大勝利したことはご存知でしょう。 この戦いで着目したいのが“三成の不運”です。戦の終盤に、味方の小早川秀秋に裏切られただけではありません。 たとえば決戦の半年前の3月11日、家康が大坂の前田利家を見舞った折のこと。三成は同志の小西行長など4人に、「今夜のうちに、家康を討とう…

山の中腹に位置する「オトチの洞穴」

「真田丸」で注目 滋賀長浜市の戦国武将“石田三成”の岩窟

関ケ原の戦いで徳川家康に敗れた戦国武将、石田三成。怜悧な能吏というイメージが強く、知名度の割に人気がない。その生涯にスポットが当たることも少なかった。しかし、最近は人気ゲームシリーズ「戦国無双」でイケメン武将として描かれ、放送中のNHK大河「真田丸」でも真田信繁の運命を左右する人物として注目されるようになっている。 そんな三成の魅力を探るべく、「三成伝説」の著者、田…

イラスト・若生圭汰

日本史再見 英雄になれなかった男

豊臣家を救えなかった前田利家

これに石田三成が異を唱えて、家康と対立。その結果、三成は謹慎処分を受けます。 利家の目には、家康の目論見が読めていました。秀吉子飼いの武将を反目させて、豊臣家を二つに割ろうというのです。利家は病に伏せていましたが、伏見の徳川屋敷を訪ね、家康と刺し違える覚悟をします。 「わしが内府(家康)に斬りかかれば、徳川の家来どもがわしを斬るだろう。それでいいのだ。わしが伏見で死…

イラスト・八木幸恵

秀吉の茶頭として出世しながら切腹に追い込まれた千利休

その利休に、最も敵対したのが“五奉行”の実力者・石田三成たちでした。三成と同じ近江(現・滋賀県)出身の前田玄以、長束正家など。彼ら“五奉行”は、利休への反感――古い側近政治に、憎悪の念を燃やしていました。 ■石田三成が狡猾な讒言 天正19年正月、その利休の保護者であった豊臣秀長(秀吉の実弟)が病死します。ここで利休の運命が一転。京・大徳寺の山門に置かれた利休の木像…

イラスト・宮西真由

加藤清正、福島正則らを老獪な戦略で操った徳川家康

家康が利用したのは福島正則、加藤清正、黒田長政らの石田三成への憎悪・嫉妬でした。 発端は文禄元(1592)年から始まった、朝鮮出兵にあります。 正則らは、朝鮮半島でひもじい思いをしながら戦っていましたが、一方の三成は国内で、秀吉の側近として仕え、朝鮮での戦の状況を報告する役目を担当していました。これが諸将の反感を招いたのです。 たとえば、清正。彼は同僚の小西行長を…

「津軽双花」葉室麟著

しかし信枚にはすでに正室・辰姫がおり、彼女は石田三成の娘だった。つまりこの縁談は、徳川側の満天姫が石田側の辰姫を正室の座から追い出すものだった。この婚姻を機に、両家を背負った女の関ケ原の戦いが始まるのだが……。 天下分け目の戦いで勝者と敗者として異なる立場に置かれた2人の女が、津軽を舞台に威信をかけてそれぞれの生き方を貫く。互いを敵としつつも、不思議な友情で結ばれる…

2人だけで飲みに行くことも/(C)日刊ゲンダイ

「三成はオレの方が良かったと…」田中圭が追う小栗旬の背中

昨年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で、官兵衛と対立する石田三成を熱演して評判だった田中圭さん(30)。14日から始まった連続ドラマ「びったれ!!!」(テレビ神奈川ほか)で主役の司法書士を演じている。同じ事務所の小栗旬さんの背中を、デビュー当初から追ってきた――。 ■「旬クンから挨拶のマナーや芝居の楽しみ方を学んだ」 15歳のときに初めて事務所に所属して、今に至るわ…

「戦国の女城主 井伊直虎と散った姫たち」髙橋伸幸著

他、石田三成に立ち向かい城を守った甲斐姫など14人の女性たちが登場。(徳間書店 830円+税)…

真田昌幸役の草刈正雄が紅白を占拠?

SMAP不出場に備え…NHK紅白が密かにかける“3つの保険”

真田昌幸役の草刈正雄や本多正信役の近藤正臣、大谷吉継役の片岡愛之助、石田三成役の山本耕史、本多忠勝役の藤岡弘、らを総動員させる案で、脚本の三谷幸喜がノリノリで台本を書いているとか。本番では、赤い鎧に身を包んだ武者ら500人余りがNHKホールを占拠する計画もある。 2つ目は、今月に「YouTube」を中心に大ヒットしたピコ太郎をシークレットゲストとして出演させること。…

「女城主」池波正太郎ほか著 細谷正充編

慶長5年、石田三成が家康打倒の軍を起こす。家康に背き、豊臣方につく決心をした昌幸は、ひと目、嫁と孫に会うため沼田城に立ち寄る。だが、月姫は城内に昌幸が立ち入ることを認めない。(井上靖著「本多忠勝の女」) ほかに、来年の大河ドラマの主役・井伊直虎を主人公にした「虎目の女城主」(植松三十里著)など、女城主をテーマにした時代小説アンソロジー。(PHP研究所 620円+税)…

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