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伊東豊雄特集

伊東豊雄氏

五輪後「新国立」は廃墟に…建築家・伊東豊雄氏が懸念語る


3年前に建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」に輝いた日本を代表する名建築家・伊東豊雄氏が憂える現計画の重大欠陥とは――。 ■新たな挑戦はすべて「心配のタネ」に ――オリンピックのメーン会場となる施設なのに、聖火台の置き場所を想定していなかったとは、あり得ませんよね。 昨年8月に事業主体のJSCが応募要項を発表した直後に質疑応答がありました。「聖火台は必要ですか」と。返事は「新しい聖火台工…

渡辺謙&南果歩夫妻と気仙沼のカフェ

被災地に寄り添う渡辺謙 NYから毎日“直筆FAX”の心意気


設計は渡辺が親交のある建築家・伊東豊雄氏にオファーし、芝居小屋をイメージしたデザインに。時にイベントスペースとして使用されることもあるそうで、カフェの存在自体は知られていたが、実はカフェには渡辺からほぼ毎日、直筆のメッセージがFAXで送られてきていて、店頭に飾られているのである。 ■主演舞台の合間を縫って伝え続ける 東日本大震災から6年目の初日、3月12日の書き出しは「さ、新しい一日です」。中盤…

旧国立と同じ場所に(伊東氏のシンポジウムより=一部加工)

新国立“聖火台”の置き場なし B案の建築家が疑問「不自然」


B案を作成した建築家の伊東豊雄氏が、本紙の独占取材に応じ、こう打ち明けた。 「聖火台の位置について、東京五輪の開会式などを実際に演出するプロデューサーの意向が優先されることは、予想できました。デザイン段階で私が具体的な場所まで指定するのは、政府やJSCに逆らうことにもなりかねません。応募要綱に入っていないのも、そのためだと思いました。だから、選考する人たちに嫌われないように、『技術提案書』では聖…

確かに似ているが…(上がザハ女史案、下がA案)

新国立A案に“パクリ疑惑”? ザハ女史とB案設計者が指摘


僅差で公募に落選した「B案」の設計者・伊東豊雄氏(74)もA案について、「ザハ氏の案を下敷きにしている」と指摘。「表層は違うがスタンド部分はほとんど変わらない」「(A案では)ザハさんに訴えられるかもしれないな、くらいに思っています」とまで断じている。 対する隈氏は22日の会見で、「8万人を収容するため、観客席が3段になるのは合理的な解決策。ザハ案もそうしている。しかし、形状が違う。ザハ案はサドル…

旧国立の解体後も無数の杭が残る

評価の細目は公表せず 新国立「A案決定」に談合の臭い


両案の「技術提案書」によると、完成時期は19年11月と一緒だが、建物本体の工期はA案は丸3年、竹中工務店・清水建設・大林組と日本設計、建築家の伊東豊雄氏(74)のB案は2年10カ月。B案がA案と同じ16年12月に着工できれば、森元首相の悲願であるラグビーW杯の決勝にギリギリ間に合う計算だ。 さらに新国立の建設予定地はもともと湿地帯で非常に軟弱、旧国立競技場の解体後も建物を支えていた杭が残り、剣山…

A案もB案もコンセプトはそっくりだが…

新国立「杜のスタジアム」 “見え方”だけならB案に軍配か


A案は建築家・隈研吾氏(61)と大成建設のグループ、B案が建築家・伊東豊雄氏(74)と竹中工務店、清水建設、大林組の3社が組んだグループとみられる。 両案とも「神宮の杜」の自然と周辺環境との調和を前面に打ち出し、木材をふんだんに使って「和」を強調する。同じ形のフレームを繰り返して組み合わせ、楕円形のシンプルなスタンドを構成する工法も酷似。工期縮減を図った結果、2019年11月末という完成時期と…

本命視されている隈研吾氏(左)と新国立予定地

ひっそり公募締め切りも 「新国立」受注先はすでに勝負あり?


開閉式の屋根を建設する予定だった竹中工務店も清水建設、大林組の3社合同で、前回コンペで最終選考に残った建築家の伊東豊雄氏(74)と“参戦”。大手5社のうち、残る1社の鹿島建設は参加を見送った。 「旧計画でデザインを手がけた建築家のザハ・ハディド氏(64)は、パートナーのゼネコンが見つからずに断念。つまり事実上の“一騎打ち”というわけですが、旧計画の時から作業員や資材などを押さえている大成建設が“…

100億円はいくら見直しても戻らない

新国立“白紙”でも戻らず…JSCがドブに捨てた100億円


「建築のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞している建築家の伊東豊雄さんは昨年5月、旧競技場を改修した案を発表しました。スタンドの一部を削り、観客席を増設する内容で、工費は新国立計画の『半分程度』。つまり700億円程度と試算していました」(建築ジャーナリスト) この時、見直していれば現状工費(2520億円)の3分の1以下で済んだのに、今や旧競技場は跡形もない。それに安倍首相は「ゼロベースで見…

磯崎新、安藤忠雄らのインタビューでつないだ建築ドキュメンタリー「だれも知らない建築のはなし」


当時肩で風切る体だった建築家・磯崎新を筆頭に、彼が海外に紹介した後進の伊東豊雄と安藤忠雄、彼らを迎えたP・アイゼンマン、C・ジェンクス、R・コールハースらのインタビューで構成されるドキュメンタリー。絵柄はいたって地味だが、それぞれ別個のインタビューをつなぐ編集の腕で、さながら批判とびかう論戦の様相を見せるのがおかしい。 ことに耳に残るのが「日本の建築家は話べたで引っ込み思案。それが彼らの作品を…

計画は二転三転している/(C)日刊ゲンダイ

怪しさプンプン JOCが間違えた国立競技場の「高さ」


建築界のノーベル賞ともいえるプリツカー賞を受賞した建築家の伊東豊雄氏も、「新潮45」7月号で「『新国立競技場』という世紀の愚行」と批判している。 ちなみに新国立競技場の高さは現国立競技場の倍以上となる70メートルになる予定。データの誤記が意図的かそうでないかはともかく、「今のものと大差ない」というJSCの厚顔ぶりには呆れるしかない。…

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