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井上康生特集

重量級の立て直しに必死の井上監督

内股炸裂! 「井上康生2世」羽賀龍之介がリオ重量級牽引


男子柔道は初の金メダルゼロに終わったロンドン五輪後、井上康生監督の指導で再出発。その後も柔道連盟の不祥事などに巻き込まれながら、壊滅的だった重量級を立て直すことに成功しつつある。羽賀はそんな井上体制を代表する選手といっていいだろう。 同じく柔道選手で講道館杯の優勝経験のある父と、競泳で国体に出場したこともある母との間に生まれたサラブレッド。東海大相模高1年時には、金鷲旗で史上初となる20人抜き…

井上康生は全日程終了後に号泣したという

リオ五輪メダル量産12個 日本柔道“お家芸V字回復”の軌跡


井上康生監督は前体制を“反面教師”に ロンドン後に、一度はどん底に落ちたのは確かだ。惨敗の責任を取って男子の篠原信一前監督が退任。女子の園田隆二前監督も強化選手15人から暴力体質を告発される前代未聞のパワハラ騒動に巻き込まれ、辞任に追い込まれた。 さらに、ふたりの後見人だった吉村和郎前強化委員長には、助成金の不正流用疑惑が発覚。こちらも職を追われるなど、日本柔道は相次ぐ醜聞にまみれたが、「一…

金メダルを獲得した大野将平

“不敵な男”本領発揮 大野将平が一本勝ちラッシュで「金」


井上康生男子監督には今大会7代表の中で「一番金メダルに近い男」と期待され、関係者は「大野でダメならロンドンの二の舞い」と口を揃えた。前回五輪で日本男子は、柔道が競技採用された64年以来初となる金メダルなしに終わった。屈辱を晴らすのは、13年と昨年の世界選手権を制した大野しかいない──そんなプレッシャーをしかし、ものともしなかった。 準決勝でも見事なともえ投げで一本勝ち。銀メダル以上を確定すると、…

ツアー初優勝した穴井詩

プロ9年目の穴井詩 ツアー初優勝の裏にJOCのメダル請負人


林さんは柔道の井上康生監督から依頼を受けて選手に勝負脳の鍛え方を指導し、リオ五輪で史上初の全階級でのメダル獲得に貢献した人物です。日本競泳陣も、カヌーで日本人初の銅メダルの羽根田卓也選手も林さんのレクチャーを受けています。JOCのメダル請負人が穴井の初優勝に大きく役立ったといえるでしょう」(高橋氏) この日は5番パー5で2打目残り230ヤードを「以前なら狙っていたかもしれない」という状況でレイア…

惨敗に終わった池田勇太

優れた指導者がいない限り東京五輪もメダル獲得は無理だ


ロンドン五輪の後、日本柔道の監督に就任した井上康生はヨーロッパに渡った。スコットランドに古くから伝わる、両腕を肩に乗せるようにして組み合って投げ合う格闘技を学ぶためだ。 襟を取り合って体から離れて技をかけることによって一本を取るのが、これまでの日本の柔道だった。井上監督は体を密着させた状態から技を繰り出す柔道を取り入れようとしたというのだ。 これまでの日本の柔道は技をかけようとして失敗すると、…

鈴木コーチとメダル獲得を喜ぶ

男子100kg級・羽賀龍之介は銅 “内股”へのこだわり裏目


それを、東海大相模高、東海大の先輩にあたり、同じく内股を武器にした井上康生男子監督の下で「必殺技」にまで昇華させた。 だが、唯一無二の武器は当然、相手に研究、警戒される。世界選手権では6戦中4戦がポイント勝ちだった。この日は初戦となった2回戦こそ、左脚で相手を跳ね上げるきれいな内股で一本を取ったものの、続く3回戦では警戒する相手に技が決まらず、優勢勝ち。準々決勝に敗れて回った敗者復活戦でも、指導…

まさかの敗戦に茫然自失

“魔の81kg級”にのまれ…柔道・永瀬貴規は笑顔なき銅


井上康生男子監督が、大野と並んで「金メダルに最も近い男」と期待した世界選手権王者のまさかの敗戦。永瀬は茫然自失の体だった。 敗者復活戦に回り、大外刈りで一本勝ち。3位決定戦で世界ランク1位のチリキシビリに押し込まれながら、終了間際に大内刈りから浴びせ倒して有効を奪って銅メダルを確保したが、硬い表情で畳を下りた。 「悔しい気持ちはたくさんあるが、気持ちを切り替えてなんとか銅メダルは取れた。4年後の…

中村美里(左)と海老沼匡も銅メダルに終わった

新興国の台頭で金遠く 日本柔道によぎる“ロンドンの悪夢”


それに比べれば、男子の井上康生監督、女子の南条充寿監督も銅メダルの選手の健闘を称えるなど、指導体制には変化が見られます。合宿でも選手の意見、意向をくみ取り、チームの雰囲気自体は悪くない。とはいえ、この日までの男女4選手が敗れた相手はいずれも、全柔連がマークしていた選手です。それだけに、ショックはあります。研究しながら勝負どころでポイントを奪えず、逆に相手にそれ以上の研究をされていた印象。今後も楽…

3位決定戦に勝ち銅メダルを獲得

柔道60kg級銅の高藤直寿に格闘技団体“ドラ1”ラブコール


事態を重く見た全日本柔道連盟強化委員会から強化指定選手Bランクへの降格処分を受け、責任を取って井上康生監督が頭を丸める問題に発展した。柔道界が眉をひそめるトラブルも、プロの格闘団体関係者の目には魅力に映る。 銅メダルを胸にした高藤は、「これじゃ、やめられない。4年後に必ず金にしたい」と20年東京五輪でのリベンジを誓ったが、所属するパーク24の柔道部監督は総合格闘家としても活躍したバルセロナ金の吉…

世界チャンピオンとして臨む

少年時代の師範 柔道“康生2世”羽賀龍之介の成長を実感


同じ内股という絶対的な武器を持った同校の先輩、井上康生(現日本代表監督)になぞらえ、「康生2世」「日本エースの後継者」と一躍、注目を浴びた。 が、東海大に進学後の12年に脱臼を繰り返していた左肩にメスを入れてからは、国際大会で不振が続いた。数々のメダリストを輩出してきた花形階級のエースになるはずだった男は、低迷する重量級の象徴的な存在に。一昨年8月の世界選手権では、「メダルが期待できない」との連…

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