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京マチ子特集

「羅生門」

羅生門(1950年、黒沢明監督)


後日、盗賊の多襄丸(三船敏郎)が捕縛され、彼が武士をだましてその妻(京マチ子)を犯したことが判明する。だが検非違使の前で各人の証言内容が食い違う。樵は死体を発見しただけと言い、多襄丸は自分が武士を斬殺したと主張。妻は夫を短刀で刺したようだと告白する。そこで巫女(みこ)を使って武士の霊に語らせるが……。 何が真実なのか分からない――。こうした“藪の中”は現代にも頻繁に起きている。豊洲問題しかり。石…

発売元/角川書店 2012年 

赤線地帯(1956年 溝口健二監督)


ユニークなのが、やすみ(若尾文子)とミッキー(京マチ子)だ。 やすみはその美貌で客から大金を引っ張り、仲間の女たちにカネを貸して金利を取っている。なじみ客の布団屋が夜逃げするや店を買い取り、実業家に転身。彼女は父親の犠牲になったくちで、「貧乏は大嫌い」と言い放つ。 一方、ミッキーは他の女と毛色が違う。貿易会社の社長令嬢で、父親の「帰ってこい」を拒絶し、夜の世界で飄々と生きている。チューインガム…

「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」大高宏雄著


古くは田中絹代、京マチ子、若尾文子、加賀まりこに至るまで、そうそうたる女優が妖艶な姿をカメラの前でさらした。 そんな女優が脱いだ時代をまとめた一冊だ。ただし、エロ映画といっても大手映画会社が世に送り出した作品。セクシーさは映画女優の中でトップクラスと著者が評する三原葉子の裸踊りが秀逸の「女体桟橋」や、岸田今日子と若尾文子のレズシーンが話題となった「卍」など、懐かしい画像と共に紹介されている。 …

ネットでは「あやや」の愛称で親しまれる若尾文子

今、なぜ若尾文子なのか 大映時代の出演作一挙上映の真相


大映映画の女優といえば、妖艶な肉体美を誇る京マチ子が一番にあがるが、増村作品での若尾の演技は色気に加えて、可憐さ、強さもあり、その魅力が往年のファンの気持ちをわし掴みにしているのだろう。 今、ネットでは「あやや」という愛称で呼ばれているという。それだけ若い世代にも訴えかける何かがあるのだ。(映画ジャーナリスト・大高宏雄)…

変わらぬ美貌/(C)日刊ゲンダイ

「私の人生変わってた…」若尾文子が抱く市川雷蔵への思い


その後(妾役の)京マチ子さん、越路吹雪さんと一緒にお風呂に入るシーンをよく覚えてます。皆さん、本当に色っぽくて」 1本終わればすぐ次の作品に入る過密スケジュールで、夜通しの撮影も珍しくなかったという。そんな中でもスタッフとのコミュニケーションを大切にし、和やかに談笑する雷蔵は現場のムードメーカーだった。 「私、仕事中は共演者とお食事に行かなかったんです。だから、雷蔵さんも私のこと誘いにくかったみ…

(C)日刊ゲンダイ

池上季実子がドラマを憂う 「最近は深みある物語が少ない」


■「トレンディードラマの影響かもしれません」 田中絹代さん、森繁久弥さん、山岡久乃さん、緒形拳さん、そして高倉健さん、京マチ子さん。名優と呼ばれる先輩方から多くのことを学びました。私たちは古き良き時代を肌で感じるギリギリの世代なのかもしれません。偉そうなことはいえませんが、ただ、お芝居するのが好きなんです。役者業に邁進したい。けれど、はてさて私の居場所はあるのかなあ、と。それが「女優・池上季実…

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