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西田厚特集

ニッポン企業総崩れ


西田厚聡、佐々木則夫、田中久雄の3代の実力派トップが「チャレンジ」と称する過剰な利益上積みを各事業部に要求し、結果、会社ぐるみでの不正に走った。さらにアベノミクスの中核に虎の子の原発事業を売り込んだが、いまやそれも危うい。株価下落にもいまだ歯止めがかからず、「倒産」の文字さえちらつき始めたのだ。(毎日新聞出版 1000円+税)…

“忠臣”(西室前日本郵政社長=左と東芝・室町社長)

ちらつく「ドン」の影 後任社長人事に透ける東芝の“病巣”


■「タナボタ人事」の声も 「志賀さんは原子力事業子会社の米ウェスチングハウスの元社長でもある“原子力のキーマン”ですが、もともと不正会計問題の根っこには、『半導体』の西田厚聡元相談役と、『原子力』の佐々木則夫元副会長の対立がある。半導体の成毛さん、原子力の志賀さんのいずれを選んでも内外に禍根を残す。“タナボタ”で綱川さんが選ばれたともっぱらです」(前出の東芝関係者) もう50年前になるが、同じ…

本業に専念(室町社長)

東芝 歴代“財界人”トップ招いた業績悪化


この間に社長だったのは西田厚聰(72)、佐々木則夫(66)、田中久雄(65)の3氏だ。 西田氏は財界活動に熱心で、経団連副会長をはじめ、産業競争力会議の代表幹事を務めた。佐々木氏も経団連副会長や経済財政諮問会議の民間議員を引き受けた。 3社長の前任となる岡村正氏(77)は日本商工会議所の会頭、その前の西室泰三氏(80)は地方分権改革推進会議の議長などを務め、日本郵政社長として株式上場も果たした。…

こんな時代もあった(左から西田元会長、田中前社長、佐々木前副会長)

東芝50年前の再現…経営陣の確執はDNAなのか


50年ほど前に東芝を揺るがせた経営トップの確執だが、昨年発覚した不正会計の根っこには西田厚聰元会長(72)と、佐々木則夫元社長(66)の対立があったとされる。 西田氏は、自らが次期社長に指名したにもかかわらず、佐々木氏の経営方針に不満を募らせた。 西田氏は、かつての石坂氏と同じく“暴走”する。佐々木氏を副会長に棚上げし、新社長には“子飼い”といわれる田中久雄氏(65)を昇格させた。トップ交代の…

粉飾決算のA級戦犯たち(左から西田、田中、佐々木氏)

歴代3社長「刑事告発」検討に東芝社員が拍手喝采のワケ


東芝の“粉飾決算”問題の“A級戦犯”、西田厚聰(71)、佐々木則夫(66)、田中久雄(64)歴代3社長の「刑事告発」を証券取引等監視委が検討――先週末にそう報じられ、東芝社員は拍手喝采らしい。 4日付の産経新聞によると、歴代3社長がパソコン事業の不正取引を認識しながら虚偽の利益を計上させた疑いがあるとして、監視委は金融商品取引法違反容疑で調査しているという。 「ここまで騒ぎが大きくなったら、監視…

日本郵政の西室泰三社長

持病は「財界総理」になりたい病


西田厚聰の経団連会長への執念は、西室に引けをとらなかった。2010年の“ポスト御手洗”の経団連会長選びで、東芝会長の西田は最有力候補だった。御手洗も西田を後継に考えていた。 ところが、岡村正がもう一つの財界の有力ポストである日商会頭の座にあったため、西田は涙をのんだ。2つ以上の経済団体のトップの座を一つの企業の出身者が独占しない、という不文律が財界にはある。 本来なら、財界総理は東芝が総力を挙げ…

西田元東芝社長の報酬は5年で6億円超

元社長ら高額報酬なのに…東芝「たった3億円賠償訴訟」の裏


東京地裁に起こした損害賠償請求訴訟の対象を西田厚聰元社長ら旧経営陣5人にとどめた上、総額3億円と取るに足らないカネでお茶を濁そうとしているからだ。 提訴を明らかにしたのは、7日(土)に行われた2015年9月中間連結決算の発表会見だった。有力企業が土曜日に会見することが異例の上、室町正志社長は欠席。訴訟内容を突っ込まれた平田政善CFOは「決算以外の質問には答えられない」と繰り返し、アナリストから「…

日本郵政の歴代社長

東芝の闇将軍になった背景


外部の弁護士3人からなる役員責任調査委員会の報告書を受け、田中久雄、佐々木則夫、西田厚聰の歴代3社長と最高財務責任者(CFO)2人の合計5人が対象となった。問題発覚時に会長だった室町正志・現社長は「直接的な関与がない」とされた。 東芝の不正会計(粉飾決算)問題では、外部有識者による第三者委員会が7月、巨額の利益水増しで組織的な関与があったと認定。歴代3社長が引責辞任。会長の室町が社長を兼務した(…

反省ゼロ(9月の会見での室町東芝社長)

いまだ経団連ポスト保持 不正会計の東芝に「反省ゼロ」の声


経団連では土光敏夫氏が会長になったほか、西室泰三氏(日本郵政社長)や引責辞任した西田厚聡氏が副会長を務めた。経団連のリーダー的存在と自負しているから、少しでも関係を残しておきたいということなのだろう。ちなみに経団連の会費は事業規模や役職によって違うが、「会長企業で数千万円、役職に就いている大手企業なら千万円単位」(財界担当記者)という。 この件について東芝に聞くと、驚いたことに「現在、経団連の役…

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財界に東芝と同じ穴のムジナはいないのか


第三者委員会の調査などで、西田厚聰社長(現相談役)時代の2009年3月期の段階から営業利益の操作が行われていた可能性があることがわかったという(毎日新聞12日付朝刊など)。 すでに田中久雄社長と佐々木則夫副会長(前社長)の引責辞任が確実とみられている。西田時代までさかのぼれば、不正は3代のトップの下で続けられていたことになるわけだ。 彼らはかつて、“大物”財界人の誉れも高い人々だった。西田、佐々…

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