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角田光代特集

「拳の先」角田光代著


2012年の秋に、角田光代がボクシング小説「空の拳」を書いたときには驚いた。ボクシング雑誌に配属された新米編集者・那波田空也の目を通して描かれるので、試合を見に行っても、パンチが見えないのだ。 あまりにも速いから。ひゅんひゅん、という音だけがする。ガスン、パツンという肉を叩く音がする。選手の息づかいは聞こえる。飛び散る汗は見える。しかし、それだけ。アッパーが決まったんだと理解するのは、実際に目で…

「なんでわざわざ中年体育」角田光代著


(文藝春秋 1400円+税)…

「笹の舟で海をわたる」角田光代著


(毎日新聞社 1600円)…

飲み旅に出かけたくなる本特集


直木賞作家の角田光代の悩みは、酒を飲むと高確率で記憶をなくすこと。ある朝目覚めると、昨夜はいていたジーパンがなくなっていたこともあるという。しかし、下着丸出しで帰宅したとはどうしても考えたくなかったため、急にショッピングをして新しいズボンを買い、ジーパンは捨ててきたと思い込むことで気休めを図ったそうだ。 またある夜気づくと、財布や鍵の入ったバッグの代わりに、ビニールに入った肉だけを持って自宅前…

特集「日本語と戯れる」編


前作では片岡義男と伝説の翻訳問答を繰り広げた著者が、本書では奥泉光、円城塔、角田光代、水村美苗、星野智幸と5つの対局に挑んだ。取り上げたテキストは、「吾輩は猫である」「竹取物語」「雪女」「嵐が丘」「アラビアンナイト」という誰もが知る名作。 日本文学の場合、外国語訳からの訳し戻しという手法をとったため、外国語訳テキスト、鴻巣訳、小説家訳、原本の日本文学テキストを比較することができる。慣れ親しんだ…

光浦靖子さん

光浦靖子さん(タレント)


好きな作家は、桐野夏生、角田光代、桜庭一樹、本谷有希子、沼田まほかるさんなどなど。小説でも、おばけとか怖いのは苦手です。 小学生の頃は、学級文庫をかたっぱしから読んでました。中学、高校時代は、読書から遠ざかっていました。部活やったりして十分な時間がなくって。大学生になって読み始めました。最初、かっこつけてたもんで、いわゆる名作、純文学読んでました。でも、難しくて、あんまり馴染めなかったです。 そ…

太宰治が好きな読書家としても有名な押切もえ/(C)日刊ゲンダイ

文芸誌デビュー作は絶賛 作家・押切もえは真剣「直木賞」狙い


曽野綾子(83)、筒井康隆(80)、北村薫(64)、林真理子(60)、角田光代(47)といった人気・実力・経験の三拍子が揃った作家陣と同列に名を連ねたものだから、どれほどの筆致かが気になるところ。 「ファッション誌のエッセーだったら聞き書きもゴーストも許容範囲ですが、文芸誌となれば、話は全く別。自分で書くのは当たり前だし、仮にタレント作家として下駄をはかせるにしても、もともとの筆力が問われる。そ…

「みんなの山田うどん」北尾トロ、えのきどいちろう著


2人が仕掛けた山田者たちが集まるイベントの報告をはじめ、全200店舗を制覇した岡田仲樹氏の手記、作家・角田光代さんの山田うどん小説、そしてライブ前にメンバーに楽屋で山田メニューを振る舞うという、ももいろクローバーZのマネジャー・川上アキラ氏などの寄稿やインタビューを収録。さらに著者自ら(北尾氏)が本店で研修生として働いてみた体験記など、まさに山田尽くし。 (河出書房新社 1400円)…

ワイルド/(C)日刊ゲンダイ

WOWOW新ドラマの大森立嗣監督「坂井真紀は珍しい女優」


地上波ではないWOWOWの特性もあるのでしょうが、いつものやり方、いつものスタッフで、好きなように撮らせてもらいました」 角田光代の同名短編小説集が原作。どうすれば犯した罪にさいなまれながらも前を向いて生きていけるのか――。監督いわく、「罪つぐなう、あなた、どうする?」の世界を描く。じっとりとまとわりつくような「闇」に焦点をあてた。坂井のほか、井浦新、宮崎将、満島ひかり、永瀬正敏らが出演する。 …

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