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藤田嗣治特集

「藤田嗣治とは誰か」矢内みどり著


画家・藤田嗣治は「日本を捨てた画家」といわれる。1955年、日本国籍を捨ててフランスに帰化、再び日本の土を踏むことなく、81歳で他界した。 目黒区美術館の学芸員を長く務め、作品を通して藤田と関わってきた著者は当初、日本美術界の藤田への不当な評価に憤慨したこともあったという。藤田は本当に日本を捨てたのか。手紙やはがきなど未発表の資料をひもとき、藤田の実像に近づこうと筆を執った。 藤田嗣治は明治19…

名匠との出会いで役者としても一皮むけた

主演映画が大絶賛 オダギリジョーが払拭した屈辱のレッテル


同作は仏パリで活躍した日本人画家・藤田嗣治の壮絶な半生を描き、開催中の第28回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作。日仏合作でカンヌ、ベルリン、モントリオールといった国際映画祭で複数の受賞歴を誇る名匠・小栗康平監督(69)が10年ぶりにメガホンを取ったことでも話題だが、昨26日に行われた記者会見&舞台挨拶はオダジョーの独壇場。フジタの5番目の妻を演じた中谷美紀(39)は「生き写しに見えた…

中谷美紀

「FOUJITA」での中谷美紀は極めて知的でした


敗戦の1945年に生まれ、ことし70歳となった小栗康平監督は新作「FOUJITA」のなかで、日仏で生きた画家藤田嗣治の半生を通じて、近代化とは何だったのか、あの戦争は何だったのか、問い直している。その藤田が帰国後、5番目の妻となり、生活を共にする君代を演じたのが中谷美紀(39)である。 ――中谷の落ち着いた大人のたたずまいが先の東京国際映画祭でも話題になりました。 「史実を見ると、君代さんは中谷…

「今年は私の番!?」

“邦画押し”が追い風に 竹内結子は「最優秀女優賞」取れるか


全16本のコンペティション部門出品作品のうち、日本の映画は「残穢」のほか、藤田嗣治の半生を描いた「FOUJITA」(小栗康平監督)、平田オリザのアンドロイド戯曲を実写映画化した「さようなら」(深田晃司監督)の計3本と多く、「近年まれに見る邦画押しの映画祭」(映画関係者)といわれている。 前回は宮沢りえ(42)が主演作「紙の月」で最優秀女優賞を受賞。女優として再評価される大きなきっかけのひとつとな…

中谷美紀は英語も堪能

“国際派”を世界に印象づけた女優・中谷美紀のフランス語


22日、「第28回東京国際映画祭」が開幕し、レッドカーペットイベントでは画家・藤田嗣治の一生を描いた映画「FOUJITA」に出演した中谷美紀(39)が白のドレス姿で登場した。 同映画でフランス語と英語を駆使した主演のオダギリジョー(39)が「4カ月くらいフランス語を練習したのかな。楽ではなかったという感じですかね」と振り返る中、中谷は隣にいたプロデューサーのクローディー・オサール氏に流暢なフラン…

昨年の東京国際映画祭の様子

コンペ部門に初の「邦画3本」 東京国際映画祭に2つの変化


「FOUJITA」(仏と合作)は世界的な画家として知られる藤田嗣治の半生を描く。オダギリジョーがおかっぱ頭や丸ぶちメガネ姿で藤田を演じる。役柄になりきることに抜きんでた才能をもつ“性格俳優”オダギリの演技力が見どころとなろう。 「残穢」は竹内結子、橋本愛が出演するホラー。小説家に届いた女子大生の手紙から、ある家の過去の住人たちのおぞましい出来事が明らかになる。「白ゆき姫殺人事件」を手掛けた中村監…

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「作家の珈琲」コロナ・ブックス編集部著


その他、落語家の古今亭志ん朝が通った新宿のジャズ喫茶「DIG」、晩年、パリ郊外の農家を改造してアトリエにしていた画家の藤田嗣治のコーヒーを通じた隣人との交流、そして「活字にしたどれひとつとして、喫茶店以外で書いたものはない」と喫茶店を仕事場代わりにして執筆した中上健次など25人が登場する。 表紙のコーヒーカップを手に珍しく笑顔を見せる松本清張の写真は、担当編集者がカメラマンのカメラを借りていた…

映画「王妃の館」完成披露イベントに登場した水谷豊

美女に囲まれご満悦の水谷豊 「パリの休日」で“充電”明かす


藤田嗣治画伯やドラクロワが住んでいたというアパートを見て回りました。パリといえばカフェ。モンパルナスにある4大カフェを訪れました。ピカソやダリなどが座ったであろうと思いを馳せながら、カフェを飲みました」 02年10月から毎年休むことなく2クール分の連ドラで主役を張り、人気シリーズ「相棒」を牽引し続けている立役者は、つかの間の“休息”を楽しんだようだ。…

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