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陳清特集

ジャック・ニクラウス(左)と青木功

低い球で飛ばす技術がなければ世界で通用しない


そのことについて、04年にJGTOゴルフトーナメント功労賞を受賞した台湾出身の陳清波は大会会場で行われた表彰式でこう語っている。 「試合を見ていると、みんなドライバーで高い球を打ってる。弾道が高すぎるためにショットが少し曲がっても風の影響を受けてフェアウエーをはずれてしまう。低い球で距離を落とさないショットを打てればフェアウエーが狭くてももっとスコアがよくなる」 陳さんは台湾海峡に近い風の強い…

ベテランが勝てない(左・谷原秀人と池田勇太)

塚田Vで6年連続 「ツアー選手権」から初優勝者が出る理由


陳清波さんが“いまの選手は球を上げるばかり。難しいコースでは低い球を打たなければ成績につながらない”と嘆いていた。つまり風に影響されない、俗にいう狙い打ちができない。普段の大会では狙い打ちの必要がないので、練習もしていない。それでツアー選手権のような設定になれば、とたんに勝負どころで崩れてしまう。その点、塚田は中学3年の時に渡米して、IMGゴルフアカデミーで学んでおり低い球を打っていた。だから高…

イラスト・ボギーマン

アイアン練習はティーアップしたボール打ちが効果的


これは一番低いティーを使ってボールをヒットしてからマットを打つ練習をすると習得できると、ダウンブローという言葉を日本に広めた台湾出身の名手・陳清波は「近代ゴルフ」という著書で詳しく書いている。 若いころ、私は陳さんのマネジャーをやりながらライターをやっていたことがある。ショートアイアン(8、9番)で1センチぐらいの高さにティーアップしたボールをヒットしてからマットを打つ練習を教わった。 この練習…

イラスト・ボギーマン

アイアンはボールの赤道にエッジを振り下ろす


しかし、それでは手前の砂をダフるので、「ボールの横ではなく、ボールの頭の高さにソールを合わせて構えなければならない」と陳清波に教わったことがある。 この場合も、ヘッドが先に戻らないように、必ず手が先になってハンドファーストにボールをヒットしなければならない。 だから、フェアウエーでアイアンショットをするときは赤道のところにヘッドを浮かした状態で、ハンドファーストにボールをとらえないと正確なショッ…

イラスト・ボギーマン

番手選びに迷ったらアマは大きめ


パー3でティーショットするときは大きめのクラブを持ったら、「ティーアップを少し高めにするだけでよい」とダウンブローの陳清波に教わったことがある。 いつもより少し高めにティーアップしたら、加減しないでいつもと同じスイングをすればフェースのやや上のほうに当たるので球は高く上がる。その分、キャリーが少し落ちるので、普通にスイングしても飛びすぎる心配はないというのだ。…

日本で勝つのは外国人選手ばかり(ヤマハレディースで優勝した季知姫)

勝てない日本女子プロは競り合いでのスイングに問題あり


しかしダウンブロースイングで一時代を築いた陳清波は「女性は非力だからオーバースイングになるというのはおかしい」とよく言っていた。これはゴルフを始めるときの問題で、女子もオーバースイングでないほうが狂いのない正確なショットができるのでプレッシャーにも強いと言っていた。 かつて台湾の女子が日本で強かったころ、オーバースイングの選手は一人もいなかった。日本の女子も、トップでヘッドが垂れるようなオーバー…

テレサ・ルー

テレサ・ルー インパクトで手元が浮き上がらない力強いドローヒッター


古くは陳清波プロや謝敏男プロ、志明プロと志忠プロの陳兄弟。女子では圧倒的強さを誇った涂阿玉プロなどです。 しかし、その勢力図はすっかり様変わりして、今では韓国勢が男女両ツアーに君臨しています。 衰退する台湾勢を鼓舞するかのように登場したのがテレサ・ルー選手でした。 昔、風が強い台湾で修業した選手は低くて力強いドローボールを得意としていると言われたものですが、テレサ選手もシャットフェースが強くて…

イラスト・ボギーマン

トップからはクラブ重量に任せて下ろす


「ボールを叩こうとしないで、体の回転でスイングする人は年をとっても飛距離は落ちない」と日本オープンなど多くのタイトルを取った陳清波がよく言っていた。 バックスイングするときは体から一番遠いクラブヘッドから始動し、目標の反対方向に胸を向けるようにして体をひねってやる。そしてダウンスイングに切り返すときは地面に一番近い左足から動き出し、体の回転で振り抜いていく。 ダウンスイングに入るときは手でスピ…

スクエアに当たるのはボールはフェースから離れる時だ


しかし、ダウンブローという言葉を世に広め、華麗なスイングで一時代を築いた台湾出身の陳清波プロは、「フェースがボールに当たる瞬間とボールが離れる瞬間では、フェースの向きは違ってくる」と次のように言っている。 「ボールに当たる瞬間、フェースを目標にスクエアに向けてインパクトすると、特にロフトの大きいアイアンは、ボールが飛び出すとき、フェースが左を向くので、左に引っかかって目標の左に外れることが多くな…

距離あるバンカーはハーフトップするつもりで打つ


昔、陳清波プロを取材しながら一緒に回っていたとき、ボールの頭の高さにソールを浮かしておいて打たされたことがある。そんなに高くヘッドを浮かしておいたらボールの頭をたたくだろうと思いながら打ってみると、それでちょうどボールをクリーンにヒットした後、ボールの先の砂を薄く削って打てるようになった。…

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