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桑島巌特集

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桑島巌兼任教授 酒に弱い人 狭心症になりやすいのはなぜか?


東京医大病院循環器内科・桑島巌兼任教授に聞いた。 「その病気は、狭心症の一種の冠攣縮性狭心症で、全体のほぼ半数です。一般に、喫煙が最もよくないといわれますが、酒に弱い人に限ると、喫煙より飲酒の方が高リスクという結果でした。酒に弱い人とそうでない人を比べたところ、喫煙の発症リスクは2・2倍でしたが、飲酒は3・8倍だったのです」 冠攣縮性狭心症は、心臓に酸素と栄養素を送る冠動脈の痙攣で、血流が途絶え…

飲みすぎは禁物

脱水&疲労で熱中症リスクUP「飲み過ぎた翌日」の乗り切り方


脱水状態から熱中症のリスクが高まるわけです」(東京医大病院循環器内科の桑島巌兼任教授) それに飲み過ぎると、アルコールを分解するためにビタミンB1を大量に消費する。ビタミンB1が不足すると、糖質を効率よくエネルギーに変えられなくなり、疲労感とか食欲不振を招く。深酒すると睡眠不足にもなりがちだ。脱水に加えて疲労と、熱中症のリスクがさらに高まるのだ。 「飲み会の翌日は、起きたらすぐにコップ1杯の水を…

酒は脱水を助長する/(C)日刊ゲンダイ

ビールをグビグビが命削る…夏こそ増える「脳卒中リスク」


日本脳卒中協会が5月末の1週間を『脳卒中週間』として注意を呼び掛けているのは、脳梗塞を起こしやすい夏前に啓蒙するためです」(東京都健康長寿医療センター・桑島巌顧問=高血圧外来) 実は、帯さんはまさに7年前の夏、8月31日に脳梗塞を起こしていた。その時に糖尿病も発覚した。一般に夏は発症リスクが下がる脳出血だが、夏に危ない脳梗塞をステップに発症することもある。 「脳幹の血管内で脳梗塞が再発した可能性…

写真はイメージ

孤独に耐えるために「地元力」と「無知力」を養う


東京医大循環器内科兼任教授・桑島巌氏が言う。 「妻に先立たれた夫は、ショックから生活習慣を乱して寿命を縮めるのですが、地元力があれば、仲間はそのショックを理解しつつ、外に連れ出してくれます。それが生活を立て直すキッカケになる。食事や家事の問題?町内会にこまめに顔を出していれば、必ず世話好きがいて、いろいろと教えてくれます。そういう力を借りながら、頑張っていれば、下手なりに家事もできるようになり…

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健康か不健康かで老後の医療費はこんなに違う


東京医大循環器内科兼任教授で70歳を越えたばかりの桑島巌氏が言う。 「私は持病がありませんが、1年に2回、健診を受けています。血液検査と心電図、尿・便検査、胸部X線、腹部超音波など一般的なものです」 企業と自治体はメタボ健診を行っているが、あれだと心電図と便検査、腹部超音波が欠け、死につながる不整脈やがんを見逃す恐れがある。簡易な人間ドックと同じパッケージだ。相場は5万円ほど。京都市や国分寺市な…

水分補給をこまめに(写真はイメージ)

熱中症による搬送者増加は本当に「猛暑」のせいなのか


東京医大循環器内科兼任教授・桑島巌氏が言う。 「もちろん、温暖化や猛暑の影響もありますが、一番の影響は高齢化ですよ。人口減でも、少子化のため全体の人口に占める高齢者(65歳以上)の割合は増えています。熱中症で倒れる人は、比較的高齢者が多いため、搬送者も増加傾向です」 昨年5月から9月までに熱中症で救急搬送された5万5852人のうち高齢者は50・2%。平成20年の調査開始以来、初の50%超えだった…

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【高血圧】上が140超えたら「カルシウム拮抗薬」


東京医大循環器内科兼任教授・桑島巌氏が言う。 「私なら、上の血圧が140以上になったら速やかにカルシウム拮抗薬を飲んで、120~130になるまで徹底的に血圧を下げます。判断基準は上だけです。ほかの薬は使いません」 血圧を下げる場合、ARB、ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬、利尿薬、β遮断薬の5つのグループが主要降圧薬で、β遮断薬を除く4つが治療の最初に選ぶべき第1選択薬になっている。 売上高で見る…

40歳以上で最初に疑うべきは薬のタイプ

専門医が解説 あなたの高血圧が改善しない「3つの理由」


なぜなのか? 高血圧性心疾患などを専門とする東京医科大学病院循環器内科兼任教授の桑島巌医師は、3つの理由を挙げる。 40歳以上であれば、最初に疑うべきなのが、「自分の高血圧のタイプに応じた薬を処方されていない」ケースだ。 桑島医師によれば、高血圧には「ギュウギュウ型」と「パンパン型」の2タイプがある。それぞれ血管の状態を表している。 「ギュウギュウ型」はなんらかの原因で血管を締め付ける物質が増え…

車中泊では足はダッシュボードに乗せること

普段からトイレと水を積んでおけば車中泊でも大丈夫


東京医大循環器内科兼任教授・桑島巌氏が言う。 「エコノミークラス症候群は、脚の血栓がはがれて肺の血管を詰まらせる病気。脱水と長時間の窮屈な姿勢がよくありません。この2つを解消すれば、車中泊でも最悪の事態は免れることができます」 今回も3・11も水や食料が滞ったが、被災者は必ずしも水不足で脱水するわけではない。 「立ちションできる男性はいいのですが、女性はオシッコをガマンして水分を控えるあまり、…

ジェネリックで薬代は安くなるが…

【診療報酬見直し】新制度の余波は認知症と小児患者へ


患者さんは、医師1人のクリニックにかかれば、“負担料”なしに診察してもらえることになりますが、クリニックとしては正直、すべての患者さんをカバーするのは難しいでしょう」(東京医大循環器内科兼任教授・桑島巌氏) 直接的に負担が軽くなりそうなのが薬代だ。 「後発薬の値段は現在、先発薬の6割ですが、5割に引き下げられます。また、後発薬を調剤する割合に応じて、薬局は処方箋1枚ごとに200円前後加算できるの…

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