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徳川慶喜特集

「幕末三百藩 古写真で見る最後の姫君たち」 「歴史読本」編集部編


会津藩9代藩主・松平容保の義姉で、戊辰戦争の折、会津鶴ケ城に籠城した婦人たちをまとめ、炊事、洗濯、けが人の治療と看護の指揮を執った照姫、仙台藩最後の藩主・伊達慶邦の妹で、亘理伊達家に嫁ぎ、仙台藩解体後に一族とともに新天地を求め北海道開拓に尽力した伊達保子、幕末の四賢公のひとりで福井藩16代藩主・松平春嶽の側室・婦志、そして最後の将軍・徳川慶喜が側室との間にもうけた8人の娘たちのその後まで。希少…

「絶滅鳥ドードーを追い求めた男」村上紀史郎著


この絶滅鳥ドードーをはじめとする鳥の研究者として世界の学会で高い評価を受けた蜂須賀正氏は、戦国武将・蜂須賀小六の末裔にして、徳川慶喜の孫という名家の御曹司。その実像は旧弊な日本の上流社会からはみ出すコスモポリタンで、スケールの大きな冒険家、鳥類学者だった。 子どものころから大の生き物好き。興味のあることには夢中になるが、勉強はさっぱりの息子に手を焼いた父は、世界の厳しさを経験させようと、18歳…

「新選組と刀」伊東成郎著


だが伏見の戦いで肩を銃で撃たれた近藤は、徳川慶喜が兵を捨てて大阪から逃げ出したことに失望し、虎徹を手放したと伝えられる。虎徹は後に明治政府の官僚として活躍した金子堅太郎が手に入れ、関東大震災で焼けてしまったが、打ち直して銘刀の姿を取り戻した。 他に土方歳三が愛した会津の銘刀・和泉守兼定など、新選組ゆかりの刀について検証した一冊。(河出書房新社 1600円+税)…

イラスト・平原一樹

中東と幕末に見る緊張状態


徳川慶喜が15代将軍に就いたのが慶応2(1866)年12月――。当時、薩摩を中心とした勢力は、武力で幕府を倒そうと画策していました。彼らは明治天皇を動かして、討幕の密勅を出させることに成功します。 この動きに対して慶喜は先手を打ち、慶応3年10月、朝廷に政権を返上しました。世に言う「大政奉還」です。きわどい決定でした。これにより幕府が消滅し、そのために討幕の大義はなくなりました。しかも慶喜は、…

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今こそ知りたい大人のための日本の歴史本特集!


ほかにも本能寺の変に黒幕がいたのか、徳川慶喜が大政奉還を受け入れた理由、明治新政府の人材発掘法など、興味深いトピックに対して最新の歴史研究の成果を取り入れつつ、各時代の注目すべき論点をQ&A形式でまとめている。(PHP研究所 1700円+税) 戦後70年という区切りを迎えても、くすぶり続ける歴史問題。戦後、経済成長ばかりを優先させて、長年見ないようにしてきたさまざまな問題が、今や右に左に揺れに揺…

「微笑む慶喜」戸張裕子著、河合重子監修


■最後の将軍の晩年をアルバムで振り返る 最後の将軍、徳川慶喜の晩年を多くの写真と史料で読み解いていくビジュアル歴史読み物。 朝敵の汚名を着せられ静岡で謹慎生活を送っていた慶喜は、明治30年に勝海舟らの働きかけで東京に戻り、翌年、親戚筋にあたる有栖川宮威仁親王の力添えで、かつての居城であった江戸城への参内が実現、明治天皇に謁見(えっけん)する。 冒頭に取り上げられる紋服姿の肖像写真は、写真好きだっ…

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