日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

石坂泰三特集

本業に専念(室町社長)

東芝 歴代“財界人”トップ招いた業績悪化


歴代社長はそうそうたる顔ぶれで、財界総理と呼ばれる経団連会長には石坂泰三氏、土光敏夫氏の2人が就いた。経団連会長は現在の榊原定征氏(東レ相談役)で13代目だが、2人以上の会長を送り出したのは、新日鉄(現・新日鉄住金)、トヨタ自動車、そして東芝だけだ。 「東芝のトップは、財界人としての活動に重きを置き過ぎるので、経営そのものがないがしろになりがちです。経営に油断が生じ、業績悪化を招く。それを取り…

こんな時代もあった(左から西田元会長、田中前社長、佐々木前副会長)

東芝50年前の再現…経営陣の確執はDNAなのか


東芝が飛躍したのは4代目社長の石坂泰三氏の時代だ。石坂氏は第一生命の社長だったが、労働問題に揺れ、業績を悪化させていた東芝のトップに就任した。主力行の要請によるものだった。 東芝を蘇らせた石坂氏は56年に経団連会長に就く。 「石坂氏は財界総理として活躍しましたが、東芝のトップ人事を迷走させたことがあります。いまの東芝を見ていると、当時と重なる部分が多く、人事抗争は東芝の伝統なのかとさえ思えてき…

安倍首相と榊原経団連会長

ナチスばりの総動員体制を拒絶する意思


「少なくとも石坂泰三、土光敏夫といった経団連会長だったら、政府の要請を断り政府がやるべきことは何かを諭していただろう」と同コラム。同感だ。石川や土光の頃は「財界総理」と呼ばれて、首相と同格か、それ以上の国家運営に関わるご意見番として重きをなしていた。それに比べると、今の会長は「そういえばあの人、どこの会社の出身だっけ?」と言われてしまうような(東レだが)小者で、安倍のナチスばりの1億総動員体制…

日本郵政の西室泰三社長

持病は「財界総理」になりたい病


東芝は第2代経団連会長石坂泰三、第4代会長土光敏夫を輩出したが、その後は新日本製鉄、東京電力、トヨタ自動車の経団連ご三家の時代が続いた。西室は東芝から3人目の経団連会長になるという野望を抱く。 会長に指名されるには、経団連の副会長か評議員会議長で、現役の社長か会長である必要がある。東芝の歴代社長は任期4年で交代しているが西室の後任として2000年に就任した岡村正だけが5年社長をやった。 2001…

郵政3社上場

ツキには恵まれていた「失格社長」


財界総理と呼ばれた第2代経団連会長で、東芝の社長・会長を歴任した石坂泰三は、「経営者はラッキーな男でなければならない」と常々、言っていた。その意味では西室はラッキーな男だった。 しかし、西室は社長としては結果を残せなかった。猛烈な逆風に見舞われ、事件が次々と起こったからだ。総会屋への利益供与事件、顧客対応が悪いと執拗に非難されたクレーマー騒動、米国ではパソコン用フロッピーディスク制御装置の不具…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事