日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

杉原輝雄特集

杉原輝雄

杉原輝雄 インパクトの再現性が高い五角形スイング

言うまでもなく関西ゴルフ界に君臨した杉原輝雄プロです。 早いもので、杉原さんが亡くなられてから、もう5年目になります。 それでも、あのスイングが僕の脳裏から消えないのは、しっかりとした自分独自の“形”をつくり上げていたからに他なりません。 男子ツアーは25勝をマークすると永久シードが付与されます。杉原さんが25勝目を挙げたのは1989年のダイワKBCオーガスタでのこ…

芝目に負けなかった青木のパット

プロツアー激辛情報

柔らかいグリップとストロークでは強芝目グリーンは苦戦

杉原輝雄やジャンボ尾崎もフォローを止めるようなパットだった。今、日本で活躍している選手の中では池田勇太はしっかり打っている。彼なら芝目の強いグリーンでも平気だと思う。 村上が日本と名のつく4大競技を年間制覇したのは「左手をもっとしっかり持て」と、戸田藤一郎にパットのグリップを教わってからだ。 「左手をしっかり持ってグリップを緩めずに、手とヘッドを一緒に動かさないと、…

イラスト・渡辺隆司

戸田藤一郎フィニッシュは右肩を左足線上まで振り切る

背の低い日本人が、ドライバーで頭をまったく動かさずにバックスイングするのは難しい」 そう言って、戸田藤一郎はバックスイングで頭を右に動かす代表的な例として中村寅吉、杉原輝雄、安田春雄、樋口久子などの名前をよく挙げた。 そして「非力な日本人はボールを遠くへ投げるときのように、バックスイングで右に頭を動かすぐらいのほうがよい。右に動かした分だけ、ダウンスイングで左に戻し…

イラスト・渡辺隆司

戸田藤一郎ダウンスイングは右足が動かないよう我慢

戸田の初優勝は19歳のときの関西オープンで、57歳のときには杉原輝雄をプレーオフで破って関西プロを制している。50歳を過ぎてからは、日本プロシニアを5連勝している。 「右手打法」が戸田のトレードマークになっているけれど、「ダウンスイングで右ひざは動かさずに前に向けておいて、左足を踏み込んで左ひざで振り下ろしてくる」と言った。 だから、ダウンスイングの写真を見ると必…

鈴木愛

最終日首位でスコア崩す 鈴木愛の弱点は喜怒哀楽の激しさ

昔、杉原輝雄は表情をまったく変えないので、ポーカーフェースといわれていた。そのことを本人に「意識してやっているのか」と聞いてみたことがある。 「ミスをしたとき弱みを見せれば相手にスキを与えるし、ミスをしたとき、嫌な顔をすると必ずゴルフが悪くなっている」と言っていた。 九州の鷹といわれた鈴木規夫が短いパーパットを入れると、胸のあたりに手をやってしびれたふりをしてギャ…

故杉原輝雄プロは並の精神力ではなかった

「切迫感がない」 日本人プロはなぜスゴみを失ったのか

「家庭が貧しく、中学を卒業してそのままキャディーになった杉原輝雄など、ゴルフをするしか生きていく道がなかった。早朝から日が暮れるまで、ひたすらパットの練習を繰り返す杉原の姿を見たトップアマの中部銀次郎が、とてもかなわないと舌を巻き、プロ転向を断念したほど。並の精神力ではなかった。樋口久子にしてもテレビマッチ中、姿が見えないと思ったら、近くの練習場で寸暇を惜しんでシ…

イラスト・ボギーマン

トップで一瞬止まって見えても下半身は止まらない

杉原輝雄のスイングもそうだった。だから彼のスイングは、トップでクラブにトンボが止まることができるとよくいわれたものだ。松山英樹のスイングも、トップで止まっているように見える。 しかし、本当に止まっているわけではない。たとえば空中に何かを放り上げると、上がりきったところで一瞬止まって見えるけれど、実際は動いている。それと同じような現象が、スイングにも起きているという…

名手と呼ばれた故・杉原輝雄プロ

ゴルフも大相撲も

ゴルフ史はしばしば現代史とつながっているのだが、関西オープンは、故杉原輝雄らの名手を育てたが、関東オープンは再建されていない。先週の関西オープンに初出場で勝った韓国人プロのチョ・ビョンミンの記事を読みながら、右のような過去の出来ごとを思い出したわけだが、それにしても去年の賞金ランクトップは、男女とも外国人プロ。もっとも、国技という大相撲だって、もう何年も外国人がナ…

今年もイ・ボミ(左)、テレサ・ルー中心のツアーになる

女子ツアーは外国勢が開幕連勝 日本人は“勝利”への計算不足

戸田が最後に勝ったのは56歳9カ月で杉原輝雄をプレーオフで下した1971年の関西オープンである。 63年には48歳の最年長で日本オープンを制している。 戸田は必ず優勝スコアを決めて、それを目標にして戦うと言った。 「そうすれば人がいくつで回っても気にしないで自分のゴルフができる」と言っていた。 ではどういうふうにして優勝スコアを決めるのかというと、試合の1カ月ぐらい…

イラスト・ボギーマン

トップに収まる前に左足を踏み込む

杉原輝雄のスイングは「トップでクラブヘッドにトンボが止まっていられるぐらい、トップからダウンの切り返しがゆっくりだった」とよくいわれたものだ。 とはいっても、本当にトップで体の動きが止まっていたわけではない。バックスイングで手とクラブがまだ後方に動いているうちに、下半身は左に動き始めているので、手とクラブは止まっているように見えたわけだ。 これは遠くへボールを投げる…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の競馬記事