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若尾文子特集

ネットでは「あやや」の愛称で親しまれる若尾文子

今、なぜ若尾文子なのか 大映時代の出演作一挙上映の真相


若尾文子が時ならぬブーム――。大映時代の彼女の出演作を集めて上映する「若尾文子映画祭 青春」が27日から、新宿の角川シネマ新宿で開催される。上映本数はなんと60本。若尾にとっても、一人の俳優としても、かつてない規模の上映である。 作品をちょっと並べてみると、その多くが映画史の中で重要な位置づけのものばかり。「祇園囃子」「赤線地帯」「しとやかな獣」「雁の寺」「『女の小箱』より 夫が見た」「卍」「氷…

杖をつき登場の若尾文子

映画祭に登場の若尾文子 小津安二郎監督への“恋心”を初告白


27日、女優の若尾文子(81)が「若尾文子映画祭 青春」(8月14日まで)の初日舞台あいさつを行った時のことだ。この日、若尾は登壇する際、男性スタッフに支えられ、杖をつき、歩くのもしんどそうにしていた。もっとも、その直後、本人が「滑って転んで、足を痛めちゃって、お恥ずかしい限りです」と話すと、観客も一安心。騒ぎには至らなかった。 この日の若尾は続けて映画「浮草」で1本だけ仕事をした小津安二郎監…

変わらぬ美貌/(C)日刊ゲンダイ

「私の人生変わってた…」若尾文子が抱く市川雷蔵への思い


大映の看板女優として飛ぶ鳥落とす人気を博した若尾文子さん(80)。後輩役者だった8代目市川雷蔵さん(享年37)は、大映在籍中の15年間で159本もの映画に出演する売れっ子となったが、病に倒れて逝ってしまう。生前、2人で新天地に乗り出す約束も交わしていたのだという。「亡くなってなければ、私の人生も変わっていた」と、雷蔵への尽きせぬ思いと感謝をしみじみと語った。 若尾は大映の第5期ニューフェースとし…

故・黒川紀章氏と若尾文子

別れの理由説明なく…若尾文子“ドロ沼離婚騒動”の不可解


ー1969年8月ー ソフトバンクのCMでは犬のカイくんの母親、朝ドラ「おひさま」ではナレーションと主人公の現在を演じて好評の若尾文子(77)。夫で建築家の黒川紀章氏(享年73)がこの世を去って4年になるが、この大物も、かつて泥沼の離婚騒動を経験している。 黒川氏が亡くなる2日前に、若尾が「私、あまりいい奥さんじゃなかったわね」と言うと、黒川氏は「そんなこと、そんなこと……本当に好きだったんだから…

「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」大高宏雄著


古くは田中絹代、京マチ子、若尾文子、加賀まりこに至るまで、そうそうたる女優が妖艶な姿をカメラの前でさらした。 そんな女優が脱いだ時代をまとめた一冊だ。ただし、エロ映画といっても大手映画会社が世に送り出した作品。セクシーさは映画女優の中でトップクラスと著者が評する三原葉子の裸踊りが秀逸の「女体桟橋」や、岸田今日子と若尾文子のレズシーンが話題となった「卍」など、懐かしい画像と共に紹介されている。 …

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いま一度見直したい「映画俳優」としての川崎敬三さん


川崎さんは大映時代、若尾文子らの相手役としての存在感がとても大きな俳優だった。気弱で優男。だが、腹にいちもつある女好き。だらしない男の役が絶品だった。 1959年公開の「氾濫」(増村保造監督)という作品がある。川崎さんが演じた出世を望む貧乏化学者の役が凄まじかった。幼馴染みの恋人(叶順子)がいながら、若尾扮するお嬢さんにちょっかいを出す。しかも、出世の頼みの綱だった若尾の父が失脚すると、とたん…

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追悼・川崎敬三さん TV史に残る生放送中のアドリブ降板劇


大映出身の二枚目俳優で、若尾文子や山本富士子の相手役としても活躍。 74年からは「アフタヌーンショー」の司会を担当。番組リポーターだった山本耕一の口癖「そぉ~なんですよ、川崎さん」は大流行。「ザ・ぼんち」のネタにもなり、「恋のぼんちシート」のレコードがヒットしたこともあった。 しかし、同番組は85年にディレクターが「面白い場面が撮りたい」と未成年をけしかけて暴行を指示した「やらせリンチ事件」が…

発売元/角川書店 2012年 

赤線地帯(1956年 溝口健二監督)


ユニークなのが、やすみ(若尾文子)とミッキー(京マチ子)だ。 やすみはその美貌で客から大金を引っ張り、仲間の女たちにカネを貸して金利を取っている。なじみ客の布団屋が夜逃げするや店を買い取り、実業家に転身。彼女は父親の犠牲になったくちで、「貧乏は大嫌い」と言い放つ。 一方、ミッキーは他の女と毛色が違う。貿易会社の社長令嬢で、父親の「帰ってこい」を拒絶し、夜の世界で飄々と生きている。チューインガム…

ハケンだから起きる色恋事件


A子さんは昔風に言えばトランジスタグラマーで顔は若尾文子風。毎回、襟が大きく丸く開いたブラウスを着てくる。面前で下を向かれると白い胸が丸見えで、こちらの目がクギ付けになると、おもむろに顔を上げて「見たわね」といたずらっぽく叱る、確信犯的小悪魔。 声も女優のように艶っぽく、他の女性たちとはかなり違って目立つ存在で性格もさばさばしているから、Bさんの恋心に火がついてしまったのは理解できなくもない。…

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