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五十嵐仁特集

魑魅魍魎の伏魔殿にどこまで切り込めるか

豊洲問題 小池知事が取るべき手段は“伏魔殿”都庁の大粛清

政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。 「なぜ、ここまで何も分からないのか、考えられる理由は3つです。①縦割り組織の弊害で、いつの間にか既成事実化していった②利権が絡んでいるため、秘密裏に計画が進められていた③責任を追及されるのがイヤで黙っている。いずれにしろ、こんな職員たちを許してはいけません」 都庁官僚と呼ばれる連中がこの期に及んでもまだシラを切っているのは、「小池知…

ファシスト首相はますます凶暴化

民意無視に味をしめ…安倍独裁政権が企てる「改憲」の正体

今回の安保法案の採決強行は、その考え方を先取りした格好です」(政治学者・五十嵐仁氏) 自民党の憲法草案には、「すべての国民はこの憲法を尊重しなければならない」という条文が加えられている。本来、憲法は国民が権力者を縛るものなのに、国民に憲法順守義務を課すのだ。さらには、国民は国旗と国歌を尊重しなければならない、公の秩序に反してはならない、領土を保全し……。やたらと国民…

この人を敵役にして…

訪中、拉致も 支持率急落の安倍政権が次に打つ“目くらまし”

今の首相は支持率のためなら何でもやる印象です」(政治学者・五十嵐仁氏) 株価上昇のため、黒田日銀にウラで再追加緩和を要請し、拉致交渉進展のため北朝鮮に譲歩と、今の安倍政権はあらゆる手を尽くしかねない。 官邸の一部では「横田めぐみさんの長女を日本に移住させる」という仰天プランまで囁かれているが、前出の五十嵐仁氏は、「どんな弥縫策を講じても国民の怒りは静まりません。支持…

不敬にもほどがある

巻頭特集

審議前に生前退位を既成事実化 この国に国会は必要なのか

官邸に手玉に取られた大メディアが、世論工作に利用されているのです」(政治学者の五十嵐仁氏) 菅官房長官は11日の会見で、天皇退位や新元号のスケジュールについて質問されると、「報道されているような内容については全く承知しておりません」「有識者会議において、予断を持たず議論しておるところでありますので、現時点においては全く何も考えていないということです」とかシレッと答え…

小池都知事の腹の中は…?

巻頭特集

野党共闘潰しの懸念 小池新党は与党なのか野党なのか?

いずれにせよ、都議選後の政局も、解散・総選挙とからんで小池知事の動きが注目されることになります」(政治学者の五十嵐仁氏) ■小池新党が政局報道を独占 小池は5日から、就任後、初めてとなる新年度予算案の知事査定をスタート。査定は16日まで行われ、25日に予算案が公表されるが、小池が都議会自民党の「力の源泉」といわれてきた200億円の政党復活予算の廃止を決めたことで、2…

米国立太平洋記念墓地で献花する安倍首相

巻頭特集

株価は八百長、外交は大ボラ…安倍政権の「ウソ」の数々

アベノミクスの政策的な効果によるものではありません」(政治学者・五十嵐仁氏) 25日の日経新聞1面に載っていた記事は看過できない。2016年、日本株の最大の買い手は日銀だったというのだ。昨年もETF(上場投資信託)を3兆円超購入して最大の買い手だったのだが、今年は12月半ばまでで4割増しの4兆3000億円超を株式市場に突っ込んだという。 アベノミクスを見限った外国人…

安倍首相は「働き方改革」について連日気勢を上げる

巻頭特集

冷血安倍政権の善人気取り 働き方改革は野党潰し

政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。 「働き方改革に力を入れている割にはたいした予算額が計上されていないうえ、実効性にも乏しい。やらないよりマシという程度で、非正規労働者の支持を集めるためのリップサービスという面が大きい。だいたい、安倍政権のスポンサーは、自民党に大口の献金をしてくれている大企業や経営者ですから、おのずと労働改革にも限界がある。そうした現実があるにもか…

ナーンもしてない

巻頭特集

乱暴国会なのに高支持率…戦前と似てきた野党への絶望

政治学者の五十嵐仁氏がこう言う。 「安倍政権の暴走を許しているのは、与党の対抗軸を担う野党・民進党が全く存在感を示せていないからです。カジノ法案も途中で日和ってしまい、他の野党から批判が出たほどですからね。これでは与党に足元を見られ、解散・総選挙をあおられるわけです。最大野党としてなぜ、野党共闘を強力に主導しないのか。与党を好き勝手させている責任は野党側にもあるの…

世界のリーダー気取り

巻頭特集

口先だけの安倍首相が歴代最長を目指す悪夢とカラクリ

政治学者の五十嵐仁氏が言う。 「安倍政権が4年も続いている最大の理由は、メディアを支配下に置いたことでしょう。大新聞テレビの社長、政治部長、解説委員といった幹部と頻繁に酒席をともにして抱き込む一方、政権批判したメディアには容赦がない。朝日新聞を名指しで批判したこともあります。総務大臣は『テレビ局が公平性を欠いた放送をすれば電波停止もありうる』と露骨に脅している。いつ…

打算と欺瞞(若狭候補の応援に駆け付けた安倍首相と小池都知事)

巻頭特集

補選でハッキリした本籍自民党 小池劇場幕引きの懸念

都政改革にしても、しょせんは自民党内の利権争いでしかないということです」(政治学者の五十嵐仁氏) 9月の都議会定例会では結局、豊洲新市場の盛り土や地下空間の問題は何も解明されなかった。鍵を握る石原慎太郎元知事の聴取も実現しなかった。閉会中も審議を続ける特別委員会の設置は決まったものの、どこまで真相解明に迫れるかは未知数だ。 「特別委よりも調査権限が強く、虚偽の証言を…

米山隆一候補は激戦を制するか?

巻頭特集

野党候補猛追 新潟県知事選次第でデタラメ政治も激変

1強多弱にあぐらをかいて、やりたい放題の安倍政権には大打撃です」(政治学者・五十嵐仁氏) 姑息な原子力ムラと政府は有識者会議を立ち上げ、福島第1原発事故の賠償や原発の廃炉費用を国民に負担させようと画策している。電気事業連合会の試算によれば、福島原発の廃炉費用は想定の2兆円を大きく上回り、損害賠償は当初見通しの5.4兆円から8兆円に、除染費用も2.5兆円から7兆円に拡…

まるで北朝鮮国会

巻頭特集

巨大与党 大政翼賛国会の薄気味悪さ、空しさ、おぞましさ

政治学者の五十嵐仁氏が指摘する。 「安倍首相が自分の息のかかった人物を要職に就け、その組織を意のままに操る人事は小松氏だけに限りません。日銀の黒田東彦総裁やNHKの籾井勝人会長もしかり。そして先日は春の異動が恒例の宮内庁人事を前倒し。風岡典之前長官の退任を早めただけでなく、長官に昇格した次長の後任に警察官僚で内閣危機管理監だった西村泰彦氏を送り込んだ。官邸直送人事の…

五輪施設を視察する小池都知事

巻頭特集

豊洲延期だけでいいのか “利権の巣窟”東京五輪も中止が筋

移転を決めた石原慎太郎元知事の責任は重大です」(政治学者の五十嵐仁氏) その石原は13日、BSフジの「プライムニュース」に生出演。築地市場の移転問題について、「(知事時代の)僕は騙されたんです」と責任を回避していた。 さらには「してない仕事をしたことにして、予算を出したわけですから。その金は、どこに行ったんですかね?」と他人事みたいにスッとぼけていたが、ほんとフザけ…

上昇志向の塊

巻頭特集

築地移転は権力闘争 政界風見鶏・小池百合子のしたたかさ

新党結成をチラつかせているのもその一環で、世論の動向を見ながら、自分にとってメリットが大きいかどうかを計算し、したたかに立ち回ることでしょう」(政治学者の五十嵐仁氏) 自分には世論の支持があるという強気の姿勢に都議会が反発すれば、小池にとって思うツボで、「じゃあ、不信任案を出してください」という話になる。知事選でも冒頭解散を掲げていたくらいだから、願ったりかなったり…

3候補ともバカ正直すぎる

巻頭特集

民進代表戦の政策論争 与党寄りメディアの餌食の懸念

「寝言は寝てから、政権構想うんぬんは政権奪取に近づいてから言って欲しい」と、政治学者の五十嵐仁氏はこう言った。 「今の民進党に単独で政権を奪える可能性が1%でもあるならまだしも、政権交代など夢のまた夢。野党が束になっても、巨大与党に太刀打ちできないのが現実です。民進党内の共闘否定派は必ず『基本的政策の違う党とは手を組めない』と言い張りますが、民進党内だって自民党も…

労働者の味方ではない(写真は加藤勝信・1億総活躍相)

巻頭特集

「1億総活躍」「働き方改革」 加藤勝信はペテン担当大臣

労働問題に詳しい政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。 「安倍政権は、トリクルダウン理論で、企業が儲かれば労働者にもおこぼれが来ると言ってきましたが、3年経ってもうまくいかない。それで軌道修正が必要になったという側面はあると思います。しかし、長時間労働を是正したいなら、その前に『残業代ゼロ法案』を撤回するのが先です。同一労働同一賃金にするなら、まずは非正規社員の正規化を…

労働者の敵

巻頭特集

残業代ゼロが形を変えた 「働き方改革」に気をつけろ

政治学者の五十嵐仁氏が言う。 「労働政策に関する重要事項は、本来なら厚労相の諮問機関である労働政策審議会(労政審)で議論して決めることになっています。労働者と使用者の利害が対立することが多いため、公益・労働者・使用者の各代表10人ずつで組織される労政審が答申を出すことは、ILO(国際労働機関)が示す国際労働基準になっている。ところが、この上に働き方改革の会議を置くと…

大阪都構想もマヤカシだった

巻頭特集

劇場型ケンカ政治の末路は? 小池百合子と橋下徹の共通項

政治学者の五十嵐仁氏が言う。 「声高に改革を叫び、派手なパフォーマンスを繰り出すリーダーほど、ウサンくさいものはありません。小泉元首相は『自民党をぶっ潰す』と叫んで支持率を上げ、結果的に自民党を延命させた。党内権力が経世会から清和会に移っただけです。小池知事に対しても同じことが言える。都議会のドンを敵に見立て、都政をブラックボックスと批判して支持を集めた手法は、小…

収拾不能

巻頭特集

「生前退位」という難題を課せられた安倍口先政権の今後

改訂すべき内容も多岐にわたり、議論の長期化は避けられそうにありません」(政治学者・五十嵐仁氏) ■皇統断絶回避の妨げとなる男系一辺倒首相 安倍にすれば皇室典範の改訂に時間を割かれると、悲願の改憲に向け、ようやく制した衆参3分の2超の議席も“宝の持ち腐れ”だ。そのため、政権内では皇室典範の改訂を避け、今の天皇に限って生前退位を可能とする特別立法で対処する弥縫策も浮上。…

欺瞞に満ちた手法がソックリ

巻頭特集

安倍「働き方改革」小池「東京大改革」 大言壮語の共通項

政治学者の五十嵐仁氏は「『未来チャレンジ』という名称には、改憲への挑戦の意図も込められているのかも知れません」と、こう続けた。 「『改革』という言葉には時代遅れの硬直した制度を改め、より良くするイメージがありますが、安倍首相や小池都知事が使うと、意味合いが微妙に違ってきます。彼らの好んで用いる『改革』は、単純に従来の制度を改め変えることだけを指すのでしょう。戦後70…

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